すっかり秋も深まり、紅葉の見頃の時期がやってきましたね。
今回は神戸、姫路、丹波の庭園やお寺など、風情漂うおすすめ紅葉スポットをご紹介します。この時期ならではのライトアップも行われ、紅葉とともに楽しめる場所もありますよ。
秋晴れの心地よい気候の中、散策ともに真っ赤に染まる幻想的な風景をお楽しみください♪
●神戸市立須磨離宮公園 「もみじ」と「ライトアップ」が同時に楽しめる
●六甲山『再度公園』 三宮から車で約20分!水面に映る美しい紅葉♪
●六甲高山植物園 六甲山自生の植物など約1,500種を自然に近い状態で
●好古園 日本庭園を日没からライトアップ「紅葉会(もみじえ)」
●多可町余暇村公園 11月上旬から紅葉が見ごろに!紅葉ライトアップも開催
●養父神社 燃えるような紅葉が境内を荘厳に包みこむ!「第15回やぶもみじまつり」
●王地山公園 「もみじ谷」と呼ばれる鳥居×紅葉の絶景スポット
●丹波市内の紅葉の名所9ヵ寺を周遊「丹波もみじめぐりバス2024」
<神戸>
神戸市立須磨離宮公園 「もみじ」と「ライトアップ」が同時に楽しめる
神戸市須磨区の『神戸市立須磨離宮公園』で11月9日より「もみじ観賞会」と「Suma Rikyu ルミエール2024~紅葉と噴水のファンタジー~」が開催されます。期間は12月8日まで(「Suma Rikyu ルミエール2024~紅葉と噴水のファンタジー~」は期間中の土日・祝日のみの開催)。
同園ではこれからの季節、植物園エリアを中心に約600本のイロハモミジやメタセコイア、ラクウショウ、カツラ、フウなどの紅葉が見ごろを迎えます。美しい秋の情景を楽しむことができます。
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また期間中の土日祝日は、開園時間を20時まで延長。本園エリアでは「噴水広場」のイルミネーションを堪能でき、シンメトリーで広がりのある欧風庭園が色とりどりにきらめく様子を楽しめます。また植物園エリアではもみじがライトアップされ、昼の効用とは違った幻想的な風景が広がります。
担当者は「噴水広場では色とりどりのイルミネーション、植物園エリアでは紅葉のライトアップと、園内のエリアごとに違った雰囲気をお楽しみいただけますよ」とコメントしています。
開催期間 | 2024年11月9日(土)~12月8日(日) ※「Suma Rikyu ルミエール2024~紅葉と噴水のファンタジー~」は期間中の土日祝日のみ開催 |
場所 | 神戸市立須磨離宮公園 (神戸市須磨区東須磨1-1) |
時間 | 平日 9:00~17:00(入園は16:30まで) 土日祝 9:00~20:00(入園は19:30まで) |
休園日 | 木曜日 |
神戸市立相楽園 重要文化財×紅葉!秋のイベントも
神戸市の都市公園で唯一の日本庭園である『相楽園』(神戸市中央区)に秋の紅葉が近づいています。今年は11月下旬から12月上旬が見ごろの予定。
相楽園は小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、明治18年頃から築造に着手し、明治末期に完成。昭和16年から神戸市の所有となり、一般に公開されるようになりました。
飛石や石橋を渡る池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の日本庭園内では、蘇鉄園や樹齢500余年の大クスノキ、春にはツツジも咲き乱れ、総ケヤキ造の正門と欧風建築の旧小寺家厩舎、船屋形、旧ハッサム住宅ら重要文化財のほか、茶室「浣心亭」が庭園の景観と調和している様子も見ることができます。
同園では秋のイベントも開催されており、11月24日までは旧ハッサム住宅の内部公開(土日祝のみ)や、10月26日から11月17日までは芝生広場で造園花壇の展示、11月23日と24日には川御座船(かわござぶね)の屋形部分だけが陸上げされた重要文化財「船屋形」の公開なども。
その他にも多彩な催しが紅葉と一緒に楽しめます。プログラムの案内は公式サイトで随時行われているので確認してください。
見ごろ | 2024年11月下旬~12月下旬(予定) |
場所 | 神戸市立相楽園 (神戸市中央区中山手通5-3-1) |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入園 16:30) |
休園日 | 木曜日(祝日の場合は開園、翌日休園) |
入園料 | 大人(15歳以上)300円、小人(小中学生)150円 ※神戸市内在住・在学の高校生無料(要生徒手帳提示) ※神戸市内在住65歳以上無料(要公的証明書提示) |
問い合わせ | 078-351-5155 |
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しあわせの村 日本庭園での紅葉ライトアップが今年も
しあわせの村(神戸市北区)にある日本庭園で11月8日から17日まで「紅葉ライトアップ」が行われます。入場無料。
しあわせの村には、フィールドアスレチックなどの遊具が配置された『トリム園地』や、子どもから大人まで安心して楽しめる森の遊び場『ボウケンノモリ』、ゆったりと身体を休められる『ジャングル温泉しあわせの湯』など、多彩な設備があり、家族連れをはじめ多くの人に親しまれています。
そんなしあわせの村、秋の恒例イベントである「紅葉ライトアップ」。園内にある日本庭園は、池を中心にして回遊できる本格的な池泉回遊式庭園。期間中は、営業時間を延長して17時から19時30分まで点灯され、厳かな秋の風情を楽しむことができます。
開催期間 | 2024年11月8日(金)~17日(日) |
場所 | しあわせの村 日本庭園 (神戸市北区しあわせの村1番1号) |
時間 | 17:00~19:30 |
入場料 | 無料 |
六甲山『再度公園』 三宮から車で約20分!水面に映る美しい紅葉♪
六甲山地にある『再度(ふたたび)公園』(神戸市北区)では、今年も11月中旬から下旬にかけて紅葉が見ごろを迎える予定です。
同公園は三宮から車でおよそ20分ほどの山間に位置。「日本の歴史公園100選」や「日本の自然100選」などに選定されています。
園内では例年11月中旬に見ごろを迎え、「イロハモミジ」や「コナラ」などといった木々が少しずつ色づいていく様子が楽しめます。さらに池に映る見事な紅葉は圧巻で「修法ヶ原池(しおがはらいけ)周辺」ではこんな写真が撮影できるそう。
見頃 | 2024年11月中旬~下旬 |
場所 | 再度公園
(神戸市北区山田町下谷上) |
六甲高山植物園 六甲山自生の植物など約1,500種を自然に近い状態で
世界や日本の高山植物、寒冷地植物、六甲山自生の植物など約1,500種を自然に近い状態で観賞できる『六甲高山植物園』(神戸市灘区)で早くも紅葉が見ごろとなりました。
六甲山上に位置する同施設は、神戸の市街地より気温が約5℃低いことから一足早く紅葉が見ごろを迎えるそう。
また紅葉は山から下りてくるといわれ、六甲山では京都などの市街地よりも約1ヶ月早く木々が色づきます。現在は「イヌブナ」「シラキ」「トチノキ」に加え「イロハモミジ」や「コマユミ」などの紅葉が見頃を迎えています。
今後は「カエデ」や「ツツジ」の仲間など定番の紅葉木のほか、黄色に色づく「シロモジ」や「コアジサイ」、高山植物の「チングルマ」の草紅葉など、多種多様な植物が色づく光景が楽しめます。
また日本最大級ともいわれる、樹齢90年超の「ドウダンツツジ」は例年11月中旬から下旬に見ごろを迎え、燃えるような紅葉も見ごたえがあります。
見頃 | 2024年10月下旬~11月下旬 |
場所 | 六甲高山植物園 (神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150) |
開園時間 | 10:00~17:00 (16:30受付終了) |
入園料 | 大人(中学生以上)900円 小人(4歳~小学生)450円 |
TEL | 078-891-1247 |