歴史を感じる木のぬくもりに美味しいお料理…。「古民家カフェ」ってなんともいえない居心地の良さがありますよね。
Kiss PRESSでは今年の記事から、県内の古民家カフェを12軒ピックアップ!
エリアごとに3ページに分けて、改めてご紹介します。
日々の癒しに、旅の寄り道に、のんびりゆったり時間を楽しむティータイムを過ごしてみませんか?
※季節メニューなどは当時ご紹介したものですので、現在のものと変わっている可能性がございます。
神戸市内でまったりと・・・。西区・須磨区・中央区の古民家カフェ
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【神戸市西区】非日常感溢れる空間でほっと一息「古民家カフェ たまゆら」
神戸市西区・伊川谷町にある『古民家カフェ たまゆら』にお出かけしてきました。場所は伊川谷駅から西へ車を走らせること8分、農園に囲まれたのどかな地にあります。
推定築100年の立派な家屋は、店長・赤木さんのお母様のご実家だったそう。「食事を出したり雑貨を販売したり、そんなお店を開けたら」と、2015年1月に古民家カフェとして生まれ変わりました。
今回は窓際のお席で月替わりランチを頂きました。メイン、小鉢2品、ごはん、お味噌汁、食後のデザート&ドリンクが付いたセットです。
隔月で替わるメインメニュー、筆者が訪れた日は人気の「和風ハンバーグ」でした!お店のこだわりは、安心して食べられる食材を使うこと。国産のお肉を用いたハンバーグは、絶妙な火加減で調理されており柔らかな食感が特徴です。
ケーキ作りが趣味という赤木さんが作るデザートも絶品!「米粉のシフォンケーキ」は、ふわふわの生地に甘さ控えめのクリームがマッチして大人の味わいです。ケーキがすっきりしている分、筆者は紅茶を甘々にして頂くのが好みでした。
店名は、“玉がゆらゆらと揺れて微かな音を立てる”という昔の言葉・玉響(たまゆら)に由来。「忙しい日々を過ごしている方々に、非日常感溢れる空間でほっと一息して頂けたら」という想いが込められています。その言葉通り、店内は賑やかな声がこだましていましたよ。
場所 | 古民家カフェ たまゆら (神戸市西区伊川谷町井吹1358) |
営業時間 | 9:00〜15:00 ※予約は営業時間内に電話にて受付(当日予約もOK) |
営業日 | 火・水・木 |
駐車場 | 6台 |
問い合わせ | TEL 090-9272-6675 |
公式インスタグラム | https://www.instagram.com/tamayura1358/ |
【神戸市西区】野菜をメインとした色とりどりのデリ「RAWZEN FARMS CAFE(ローゼンファームズカフェ)」
話題の古民家カフェ『RAWZEN FARMS CAFE』(ローゼンファームズカフェ)は伊川谷駅から車で5分、伊川谷町前開ののどかな田園地帯にあります。
店内は木のぬくもり感じる落ち着いた雰囲気、窓際のテーブルではお庭の松や季節の花々が楽しめます。訪れた春は梅が見ごろを迎えていました。
今回は季節の薬膳から「ベジタブルデリプレートランチ」を頼んでみました。春は“肝”をテーマに、冬に溜まった老廃物をデトックスし、肝臓の働きを補助して気の巡りをよくする効能を持つ食材が多く使用されています。
素材の良さを活かすため、国際中医薬膳師の資格を持つ料理長(いわゆる薬膳のプロ!)が味付けや食感を楽しめる切り方、火加減などを工夫して調理しているんだとか。丹波焼の窯元から買い付けたこだわりのプレートにも注目です。
食後は日替わりのデザートとドリンクを頂きました。この日のデザートは苺のパンナコッタとレモンアーモンドケーキ、西区産のおいCベリーと前開産の米粉が使用されています。甘味と酸味とバランスが絶妙でお腹も心も満たされました!
「薬膳と聞くと難しい印象がありますが、食べてはいけないものはありません。食材の効能を知り、体調を見極めながら季節の食材を美味しく頂くことが大前提なんですよ」と話すのは店長の土田さん。
ただのお洒落なカフェとは一味違う、こだわりがたくさん詰まった古民家カフェ。季節の食材を美味しく頂くのはもちろんのこと、その効能を知り意味のある食事をする。この気づきが“食養生”への第一歩なのかもしれないと感じました。
場所 | RAWZEN FARMS CAFE (神戸市西区伊川谷町前開1825) |
営業時間 | <ランチ> 1部 11:00~ 2部 13:00~ <カフェ> 15:00~17:00(L.O.16:00) |
定休日 | 毎週月曜日 |
駐車場 | あり |
問い合わせ | TEL 078-940-8955 ※予約はこちらから |
公式インスタグラム | https://www.instagram.com/rawzen_farms_cafe/ |
【神戸市須磨区】まるで隠れ家!緑豊かな古民家カフェ「古民家コトノハ」
『古民家コトノハ』は芦屋で人気の塩おでん『芦屋たのしや』の姉妹店として今年オープンしたばかり。新店舗ながらレトロな雰囲気漂う外観が、古民家カフェならではの魅力です!
今回お話を伺ったのは店長の小田さん。須磨に姉妹店をオープンしたきっかけは、奥様がこちらの物件を見つけたことから。推定築200年の趣ある家屋とその奥に広がる竹林にパワーを感じ、「ここで何か始めたい」とご夫婦で古民家カフェを開くことになったそうですよ。
今回は窓際のお席で「コトノハ御膳」を頂きました。お店で人気の「塩おでん御膳」と「和牛の陶板焼き御膳」を一度に楽しめるメニューです。前菜盛り合わせ、ごはん、食後のデザート&ドリンクも付いて豪華なラインナップ!
こちらが芦屋の店舗でおなじみの【塩おでん】。小田さんが20年前に考案し、今ではメディア取材に引っ張りだこの人気メニュー!丹波地鶏の鶏ガラをベースに、カツオ、昆布、いりこを合わせた天然出汁は、薄口でありながら上品な味わい。
お次は【和牛の陶板焼き】を頂きました。小田さんが信頼する湊川の精肉店から仕入れた和牛は、赤身にしっかり味が付いているのが特徴。完全に火を通さず、ちょっぴりレアの状態で頂くのがお勧めです。
この日はあいにくのお天気でしたが、雨粒が葉を伝い緑のコントラストがよりきれいに感じました。神戸にいながら、豊かな自然の中で非日常感を楽しめるのが須磨の魅力!地元の方や、この近くで生まれ育った方からも好評だそうですよ。
お勧めの来店時間は13時〜13時半頃、前日までにお店の公式インスタグラムの予約フォームから予約すると確実です。
場所 | 古民家コトノハ (神戸市須磨区妙法寺谷野141-1) |
営業時間 | 11:30~15:00(L.O.14:00) |
定休日 | 毎週月曜・日曜不定 |
駐車場 | なし |
問い合わせ | TEL 078-741-2235 ※予約はこちらから |
公式インスタグラム | https://www.instagram.com/kotonoha_kobe/ |
【神戸市中央区】フレンチトーストと蜂蜜紅茶でゆったり「はちみつ茶葉園」
神戸三宮駅から徒歩で約12分の場所にある二宮町に1月11日、「はちみつ茶葉園」がオープン。これまでECサイトで販売されていた「蜂蜜紅茶」が楽しめる古民家カフェです。
「都心から徒歩圏内で行ける場所で“気持ちの良い空間”のカフェを作りたい」と住宅街の中にある築60年以上の古民家をリフォームして誕生した「はちみつ茶葉園」は、外観からも温かみのある雰囲気が漂っています。
扉を開けて玄関で好きなスリッパに履き替えて店内へ。ガラガラと開く扉の音や、床・階段の軋む音がなんとも落ち着きます。
1階は物販スペース。オーナーの奥様や全国の作家さんによるハンドメイド作品など、街中ではあまり出会えないこだわりのアイテムが並びます。リーズナブルな価格なのも嬉しいですね!
2階のカフェスペースは、実家やおばあちゃん家を思い出すようなこの階段がいいですね。
塩キャラメルのフレンチトーストと蜂蜜紅茶のスイーツセットをオーダー。なんと蜂蜜紅茶は、通常タイプとデカフェ、四季の蜂蜜紅茶から好きなものを何杯でもおかわりできるんです。
蜂蜜紅茶は芳醇な香りとほのかに香ばしく甘みのある味わいのスリランカ産のキャンディを贅沢に使った蜂蜜(百花蜜)パウダーで作られています。カロリー0なのに蜂蜜ならではの甘みがしっかりと感じられる砂糖がいらない紅茶。「ミルクも合いますよ!」とおすすめしていただいたので、ミルクティーで味わいました。
塩キャラメルのフレンチトーストは、近くのパン屋から仕入れる焼きたてのドゥーリーブル(大きなフランスパン)を分厚くカットし、ほろ苦い特製キャラメルソースに浸して焼き上げています。表面をキャラメリゼしてカリッと香ばしく、仕上げに粗塩をパラパラと。
三宮近くでゆったり楽しめるカフェを探していた方、紅茶好きな方はぜひ行ってみてくださいね。予約なしでも入店できますが、インスタグラムのDMにて事前に席を予約することもできるそうですよ。
場所 | はちみつ茶葉園 (神戸市中央区二宮町3-14-11) |
営業時間 | 11:00〜17:00 ※今後時間変更する場合あり 最新情報はインスタグラムをチェック |
定休日 | 不定休 |
公式ECサイト | https://www.instagram.com/hachimitsu_chabaen/ |
公式インスタグラム | https://www.instagram.com/hachimitsu_chabaen/ |