西宮の酒造家「辰馬家」所蔵の人形を展示

「雛人形と五月人形の企画展」開催　西宮市

　白鹿記念酒造博物館（西宮市）で現在、毎年恒例の企画展『節句の人形』が開催されている。期間は3月3日まで。

　本展では、西宮の酒造家である辰馬家に所蔵されてきた人形を中心に紹介され、中でも1体の大きさが7センチ前後の「二寸雛・15人揃い」は、その愛らしい姿で見る人の心を和ませる。また、江戸時代から続く人形司「丸平大木人形店」の資料室として開設され、資料の収集や 公開を行う「京都・丸平文庫」が所蔵する人形の特別展覧も開催。5回目となる今回は幼い子どもの姿を写した「おぼこ束帯雛」や土佐絵が施された「立雛」などが華やかに紹介され、多くの人に愛されてきた優美で華やかな人形の数々を楽しむことができる。

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