名手たちの交響楽団によるニューイヤーコンサート

『ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ 第4回兵庫公演』　西宮市

　日本を代表するオーケストラのコンサートマスターや首席奏者など、トップクラスの演奏家が集結する『ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ 第4回兵庫公演』が2016年1月4日、兵庫県立芸術文化センター（西宮市）で行われる。

　同オーケストラは、作曲家・三枝成彰さんと指揮者・大友直人さんが、「日本のオーケストラが今どれだけの音を創りだせるか」という可能性を求め、トップクラスの演奏家を集結させた“オールスター・オーケストラ”として1991年に始まった。“ヴィルトゥオーゾ”とは、ラテン語の「男らしさ、美徳」といった意味を持つ「VIRTUS」に由来し、現在では音楽的に抜きんでて優れた技量の持ち主を表す場合に使用される。

　今回で4回目となる兵庫公演では、国内外で活躍し、現在最も注目を集めている若手演奏家のチェリスト・宮田大さんとヴァイオリニスト・服部百音さんがゲストを務め、年始のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサートでもお馴染みのヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」序曲 や、ドヴォルザーク「チェロ協奏曲ロ短調 作品104」などの演目を披露する。また、開演前には三枝さんによるプレトークも予定されており、同公演の企画意図や構成などについても聞くことができる。

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