降臨節のひとときを“光の情景画家”が描く

笹倉鉄平さん、版画最新作『アドベントの窓辺』リリース　西宮市

　丹波市出身の画家・笹倉鉄平さんが11月16日、版画最新作『アドベントの窓辺～Advent Wreath～』をリリースした。現在、西宮市の私設美術館「笹倉鉄平ちいさな絵画館」（西宮市能登町）で展示されている。

　“アドベント”とはクリスマスを待つ期間のことで、日本では“降臨節”とも呼ばれている。冬の住宅街を背景にした同作では、リビングルームの窓辺に並べられたクリスマス雑貨がキャンドルの揺らめく光に照らされ、温かで優しいぬくもりが伝わるような仕上がりとなっている。販売点数は限定195枚、額付税込価格は18万3600円。

　また現在同館では、笹倉さんが旅先で出会ったヨーロッパの魅力的な店を描いた作品約23点を紹介する『“心惹かれるお店”を描いた作品展』も開催されており、“光の情景画家”とも称される柔らかな作品世界を堪能することができる。

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