「和」をテーマに迫力の太鼓演奏など

『平成27年度 陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり』　西宮市

　『平成27年度 陸上自衛隊中部方面隊音楽まつり』が2016年2月27日、兵庫県立芸術文化センター（西宮市）で行われる。現在、参加を受け付けている（12月25日まで）。

　司令部にあたる総監部を伊丹市に置く中部方面隊は、東海・北陸・近畿・中国・四国2府19県の防衛警備と災害救援などを担っている。音楽を通じて自衛隊の活動をPRすることを目的として毎年開催されている同イベントは、趣向を凝らした演出が評判を呼び、例年多くの観覧希望者が集まるという。

　「和」をテーマに掲げた今回は、ほら貝や尺八の音色で幕を開ける。ステージ上には姫路駐屯地の白鷺太鼓や京都・宇治駐屯地の鳳凰太鼓、香川・善通寺駐屯地の十五連太鼓をはじめ9つの太鼓隊が集結し、鍛えられた肉体による力強いパフォーマンスと一糸乱れぬ合同演奏などを披露。また昨秋、陸自で初めてのボーカリストとして配属されて以来、阪神・淡路大震災20年の追悼コンサートなど多方面で活躍している鶫（つぐみ）真衣さんも登場し、軽やかな歌声を響かせる。

　観覧は無料だが、参加にはメールまたはハガキによる事前申し込みが必要。

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