酒蔵のまちを幻想的な光で包む

『光の宴 フェスタン・ドゥ・ルミエール 2015』　西宮市

　清酒「白鹿」の辰馬本家酒造（西宮市）は10月3日と4日、ライトアップイベント『光の宴 フェスタン・ドゥ・ルミエール 2015』を実施する。入場無料。

　“酒どころ・西宮”をPRしようと同市中心部で開催される催し『第19回 西宮酒ぐらルネサンスと食フェア』の一環として、2012年から毎年実施されている。同イベントでは、大正時代の本社屋であった「宜春苑（ぎしゅんえん）」と、現本社内の「白鹿館」を光のインスタレーションで彩る。新進気鋭のフランス人アーティスト・PITAYA（ピタヤ）さんと、空間照明アート「デジタル掛け軸」の第一人者として知られる長谷川明さんが演出を担当し、光による日仏競演が繰り広げられる。また、札幌を中心に活動する「バル・ミュゼット楽団 La Zone」が、19世紀のパリで大流行した「パリ・ミュゼット」と呼ばれるアコーディオン中心のアンサンブルを披露。光の演出とのコラボレーションを展開する。

　その他、会場内ではクリやサツマイモなど秋の食材の炊き合わせをはじめとしたフードメニューに加え、西宮産を中心に新鮮な秋野菜、甘酒や日本酒などを販売する「秋の収穫マルシェ」も実施される。

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