阪急武庫之荘駅近くにゆったりくつろげるカフェで、前菜からデザートまで全て店主1人が作るこだわりの料理がいただけるお店を発見したので、早速取材へ行ってきました。

『cafe&bal 033』（尼崎市）は、駅から徒歩約5分で、ランチには地元の女性客や主婦層の方々で賑わっています。

入ってすぐの席は、ソファー席でゆったりくつろげ、奥にはテーブル席もありコンクリート打ちっぱなしの都会的で無機質な空間がオシャレです。

店主の山名さんは、元々は美容師だったのですが、今よりももっと熱中する何かに出会えたらと知り合いのカフェバーで働いたのがきっかけで飲食に興味をもち、その後居酒屋や焼肉店を経営している大手企業で修行し、2022年に同店をオープンされました。

ランチには、ランチパスタや丼、オムライスなどたくさんあるのですが、筆者は前菜料理が好きなので、「タパス3種プレート」と韓国で人気沸騰中だというフルーツエイドの中から「ベリーエイド」をチョイスしました。

「タパス3種プレート（バケットorライス付）」1,160円（税込）

サラダにスープと筆者が訪れた際のタパスは「低温調理鶏ハム、サラミのポテトサラダ、スモークサーモン」の3種にガーリックのバケットというラインナップでした。まず、ボリュームの多さと色鮮やかなプレートにテンションが上ります。

「スモークサーモン」は、サーモンのやわらかい食感とやさしい燻製の風味が口いっぱいに広がり、生の玉ねぎのスライスの辛味との相性は抜群です。ガーリックトーストに乗せて一緒に食べるのも最高のマッチングでした。

筆者が一番印象に残ったのが、この「鶏ハム」です。下味をつけた鶏肉を61度で3時間50分を調理したもので、驚きの柔らかさでソースをつけなくても鶏の旨味がギュッと閉じ込められていました。右手にある「サラミのポテトサラダ」は玉ねぎとキュウリのシャキシャキ感がしっかり残っており、イベリコ豚のサラミの塩味とじゃがいもの甘みが絶妙でした。

今回筆者は、人気の「ガーリック」にしましたが、ほかにもプレーンや明太マヨ、バターシュガーなどの味も選べます。

「ベリーエイド」620円（税込）

見た目がキュートな「ベリーエイド」を飲んでみます。「エイド」とは、砂糖漬けにしたフルーツを炭酸水で割ったオシャレな飲み物で、写真映えするドリンクです！これからの暑い時期にピッタリの爽やかなドリンクで、喉越し最高でした。

中には、たっぷりのベリーが入っているので、デザート感覚でも楽しめる一品。ほかにもビールやワイン、カクテルなど80種類以上のドリンクがあるので、自分好みのものがきっと見つかりますよ。

また、同店はデザートにも力を入れており、ヨーグルトの水分を6時間〜3日間かけて抜き濃縮させた「グリークヨーグルト」がデザートメニューに登場。生乳100%の厳選したヨーグルトを使用し、フルーツと蜂蜜の自然な甘さが絶妙にマッチした一品だそうで、今度はカフェタイムに訪れたいです。