姫路市民のソウルフードと言えばコレ!
白銀町にある『えきそば 大手前店』に行ってきました 姫路市
姫路城を望む大手前通りに面した場所にある『えきそば 大手前店』(姫路市)で、えきそばを食べて来ました。
![えきそば大手前店 外観](/img/articles/48700-48799/48746/img6647e9e104824_xl.jpg)
姫路駅から徒歩10分のところに位置する同店は、観光客の方に来ていただきたいという思いから約20年前にオープンしたとのこと。その想いの通り、観光客が多く「神戸牛」を使った同店のみで提供されるオリジナルメニューもあります。
![券売機で食券を購入します](/img/articles/48700-48799/48746/img664c42fe4c760_xl.jpg)
中に入ると券売機がありました。支払いは現金のみ。軽食としても食事としても食べられるラインナップになっています。買った食券をお店の人に渡し、調理をしてもらいます。
![店内カウンター席の様子 有名人のサインが飾ってあります](/img/articles/48700-48799/48746/img664c426c6330e_xl.jpg)
そばと言えば、蕎麦粉が入った灰色のものを思い浮かべるかもしれないですが、まねき食品が生み出した「えきそば」は濃いめの和風だしに浸かった黄色い中華めんというどこか懐かしい独特の逸品になります。
![「いなり寿司&えきそばセット」600円(税込)](/img/articles/48700-48799/48746/img6647eb34cbb7c_xl.jpg)
「えきそば=天ぷら」と言うイメージがあったのですが、キツネや鶏の天ぷら、ささがきごぼうなどをトッピングしたものもあったり、季節限定のメニューもありました。例えば春は「たけのこの天ぷら」、冬は「牡蠣」などが出されたりしています。
そんな中、筆者がいただいたのは「いなり寿司&えきそばセット」になります。
かつおだしの香りが食欲をそそります。麺の上に乗せられた天ぷらには小エビが入っていて、香ばしく良いアクセントになっていました。
だしをひと口飲むと姫路市民の筆者はとてもホッとします。あっさりしていて、どこか懐かしくクセになる味は、小さい子供からお年寄りまで食べやすいのではないかと思います。
![ごまが入ったシンプルないなり寿司](/img/articles/48700-48799/48746/img6647ec2df241e_xl.jpg)
まねき本社工場で生産されているいなり寿司は、とてもジューシーで噛むと甘さがジュワッと広がります。正直「こんなに美味しかった?」と思うほど。担当さんに伝えたところ、昨年全社的に寿司メシを改良されたとのことです。80年という歴史がある、まねき食品ですが常に改良されていて、老舗のお客さんへの熱い思いを感じることができました。ちなみに「いなり寿司」や「巻き寿司」は持ち帰り可能です。
担当の雲丹亀さんは「早くて美味しくて安い、いつまでも変わらぬ味をお客様に楽しんでいただきたいです」と話されていました。
![店の前には外で食べられるスペースがあります](/img/articles/48700-48799/48746/img664c4d2d0b159_xl.jpg)
姫路市民ならおそらく誰もが1度は食べたことがあるであろう「えきそば」は、その名の通り、姫路駅構内で誕生し今年で75年を迎えます。今後も姫路市民だけではなく多くのひとを優しい味わいで癒し続けていってくれることでしょう。
詳細情報
- 場所
- えきそば大手前店
(姫路市白銀町68 1階)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 10:00〜18:00
- 定休日
- なし
- TEL
- 079-283-2208