江戸時代の“戸籍”で当時の町を考える

特集展示「西宮地域の宗旨人別帳」　西宮市

　西宮地方の歴史と文化財を実物資料で知ることができる西宮市立郷土資料館（同市川添町）で現在、特集展示「西宮地域の宗旨人別帳」が開かれている。3月22日まで。

　キリスト教が禁じられた江戸時代、各個人がどこの寺院に所属しているかを記載した帳面「宗旨人別帳」は、各家の家族構成もわかることから戸籍のような役目も果たしていた。同展では2月22日までの前期に上瓦林村を紹介し、2月24日～3月22日の後期には西宮町を紹介。両町を比較することで、江戸時代における村社会と町の様子を紹介する。入場無料。

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