実は辛くない?本場タイのおふくろの味を堪能♪
4月NEWオープン!タイ料理『ガーサローン』に行ってきました 神戸市中央区
タイ料理好きに朗報!先月元町にオープンした『ガーサローン』に行ってきました。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
お店のオーナーである藤木大助さんは、会社員時代に駐在したバンコクで奥様のワスカーンさんと出会い国際結婚。赴任先から帰国し神戸に戻ると、奥様は元町のタイレストランで働き始めます。
「ちょうど子育ても落ち着き、将来はタイ料理のお店を持ちたいと思っていました。母親から習ったタイの“おふくろの味”を食べて欲しい」と話すワスカーンさん。今回、自慢の2品をいただきます。
先に出されたのは「カウソーイ」。タイ北部チェンマイ発祥の料理で、レッドカレーヌードルとしても知られています。
まずはスープをひと口。あれ?辛くない。タイ料理ということで刺激に構えて挑みましたが拍子抜け。ココナッツミルクの風味と甘さ、強い鶏の旨味からふわっと立ちのぼるスパイスの香りに思わず「美味しい!」と伝えると奥様もにっこり。
「トムヤムクンやグリーンカレーなど、タイ料理は辛いと思われがちですが、大半はそうではない。辛さが好きな人には薬味を用意していますので楽しんで」とのこと。
レモン汁で酸味、高菜で塩味、チリオイルで辛味、とバランスを計りながら好みの味を模索するのも楽しい。個人的には高菜がオススメ! いい仕事してくれます。
スープに合うよう幅と太さを何度も変えて研究した平打ちの卵麺は、揚げと茹での2種類。
揚げ麺をそのままパリパリ、スープにひたせばふわふわ、中に隠れた茹で麺でモチモチ感を楽しみ、最後にジャスミンライスをダイブさせればココナッツカレーライスに! まさに”四変化“です。
次の料理は「カウモッガイ」。カウは米、モッは炊き込む、ガイは鶏という意味で、炊き込み御飯とチキンがワンプレートに並びます。
彩りを添える2色のご飯は、ニンニクとショウガが効いたチキンライスと、牛乳のまろやかさが感じられるターメリックライス。じっくり茹でられたしっとり柔らかなチキンと一緒にいただきます。
こちらも辛くなく薄めの味付けですが、チキンからはスパイスとハーブのいい香りが広がります。
要は、一緒に添えられている「グリーンチリソース」。青唐辛子とミント、生姜やレモンに塩・砂糖などいろんな材料が混ざった一見複雑なそれは、チキンとライスをエレガントで爽やかな味に昇華。調味の主張を控えることで美味しさが際立ちます。
デザートには「カイケン」。カイは卵、ケンは氷という意味で、卵黄がけのココナッツアイスです。温度を下げて固まった卵黄のコリっとした食感からは確かに卵の味が! バニラではなくココナッツアイスだから合う濃厚さだそうで、ピーナッツの香ばしさもあいまってクセになる美味しさ。
もっと研究し創作料理などレパートリーを増やしていきたいと話すワスカーンさん。お得な週替わりランチも始まり、今後のメニュー展開に目が離せません。
- 場所
- ガーサローン
(神戸市中央区栄町通2丁目7-7 )
Google マップ - 備考
- 予約はお電話またはLINEにて(ID:@400ywqxt)
- グルメサイトで見る