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冬の風情 日本絵画を彩る雪景色
「雪景色の系譜~その表現の歩み 近世から近代まで~」 西宮市
西宮市大谷美術館(同市中浜町)で1月2日、企画展「雪景色の系譜~その表現の歩み 近世から近代まで~」が開かれる。前期は2日~20日まで行われ、途中展示替えがあり後期は22日~2月8日まで。
日本人の感性に訴えかける画題として描かれ、鑑賞されてきた雪景色に注目した企画展。期間中延べ約90点を、「山水画」「花鳥画」「四季絵など」「近代日本画」の4章に分けて紹介する。
余白を活かした画風で江戸時代の絵画の基調を作ったともいわれる狩野(かのう)探幽(たんゆう)や親しみやすい画風で知られる江戸後期の円山応挙(おうきょ)をはじめとした、著名な絵師の作品も多数展示。中国の故事をモチーフとした水墨画のほか、日本的な四季の景観も描かれるようになった室町時代以降の山水画や、縁起の良い絵柄として親しまれる花鳥画など多彩な表現で描かれた雪を観賞できる。同展担当学芸員の枝松亜子さんは、「いろいろな雪景色を集めましたので、楽しんでもらえれば」と話している。
関連イベントとして1月25日、尺八で奏でられる日本歌曲を聴ける「オータムニミュージアムコンサート」も実施。1月3日から電話にて受け付けている。
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詳細情報
- タイトル
- 「雪景色の系譜~その表現の歩み 近世から近代まで~」
- 会期
- 1月2日(金)~2月8日(日)
※前期2日~20日/後期22日~2月8日 - 開館時間
- 10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで - 場所
- 西宮市大谷美術館
(西宮市中浜町4-38) - アクセス
- 阪神「香櫨園駅」から徒歩約6分。
- 休館日
- 水曜日
- 料金
- 一般800円/高大生600円/小中生400円
- 問い合わせ
- 西宮市大谷美術館
TEL 0798-33-0164
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