復興遂げた新長田　アートでPR

「震災20年 新長田アートプロジェクト」　神戸市長田区

　神戸・新長田の空き店舗にアート作品を展示するイベント「震災20年 新長田アートプロジェクト」が現在、新長田アスタくにづか・大正筋商店街で開かれている。兵庫県各地の芸術祭主催団体と県でつくる「アートde元気ネットワーク推進会議」などが主催。阪神・淡路大震災で特に大きな被害を受け、復興を遂げた新長田をアートでPRする。

　神戸が舞台の総合芸術祭「神戸ビエンナーレ」、里山をアートで彩る「西宮船坂ビエンナーレ」、たつの市の文化財などを活用して芸術に親しむ「龍野アートプロジェクト」、木を素材とした公募展「木彫フォークアートおおや」、多彩なワークショップに参加できる「あさご芸術の森アートフェスティバル」、篠山の伝統的建造物群保存地区で行われる「丹波篠山・まちなみアートフェスティバル」から各参加アーティストが出展し、5つの商店街空き店舗に多様なアート作品を設置する。そして、「長田エリアの魅力も併せて感じて欲しい」として、展示会場と地域の観光エリアを繋ぐクイズラリーイベントの企画もある。
　また同イベントは、今年9月に始まる「～港で出合う芸術祭～ 神戸ビエンナーレ2015」のプレイベントとしても実施される。

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