『武田薬報』の表紙絵など花々や植物にまつわる絵画作品を展覧

特別展『描かれた花々ー小磯良平の植物画を中心にー』神戸市立小磯記念美術館

　特別展『描かれた花々ー小磯良平の植物画を中心にー』が現在、神戸市立小磯記念美術館（神戸市東灘区）で開催されている。12月11日まで。

　同展は、小磯良平（1903～1988年）が描いた植物画を中心に、花々や植物にまつわる絵画作品を展覧。同展の軸となる武田薬品工業株式会社の機関誌『武田薬報』の表紙として、1956年から13年にわたり小磯が描き続けた薬用植物画は、同社の特別な協力を得て25点が10年振りに出品される。また、植物分類学者の父・牧野富太郎をはじめとする科学者たちの精密な植物画や、小磯や神戸にゆかりのある画家たちの花や植物をめぐる油彩画などを含め約90点を鑑賞できる。

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