ishiisinnabe

久光製薬スプリングスより石井優希選手、新鍋理沙選手にインタビュー

神戸市をサブホームに活動する女子バレーボールチームの久光製薬スプリングス。昨シーズンは構造改革を行い新リーグとなった「V.LEAGUE DIVISION1」で優勝し、初代女王に。さらにVリーグ、V・プレミアリーグを含めると2年連続7回目の優勝という好成績を収めた。3連覇が懸かる今シーズン、チームのエースであり初キャプテンに就任した石井優希選手と、〝守備の要”としても活躍するアウトサイドヒッター・新鍋理沙選手。「ワールドカップバレー2019」での活躍も記憶に新しく、東京オリンピックへの出場も期待される2人に、今シーズンの意気込みを聞いた。

キャプテンをすることで視野を広げられたら(石井)
皆で助け合いながら、良いチームを作っていきたい(新鍋)

―10月から今季のVリーグが開幕。初戦から2連勝を飾りましたが、振り返ってみていかがですか?
新鍋 結果的には2戦とも“3-0”でストレート勝ちでしたが、もったいないミスも多かったし決めなきゃいけない場面での失点も多くて、反省点の方が多い2試合でした。これからその反省点をもっと詰めていき、試合で良いプレーが出来たら良いなと思います。
石井 「ワールドカップバレー2019(W杯)」が終わって間もない試合だったので、代表戦との気持ちの切り替えやコンディションの調整をしっかりして臨みました。少ない人数ながら、夏場にチームに残っていた皆が頑張って積み上げてきたものを無駄にしないためにも、自分のプレーをそこに上手くはめていきたいですね。

―石井選手は初めてキャプテンに就任されましたが、これまでにも何度か打診があったそうですね。今回引き受けようと決断した理由は?
石井 今までは自分のことで精一杯、しかも私は皆を引っ張っていくタイプでもないので、不安が大きくてずっと断ってきました。でも私は来年の東京オリンピックを一番大きな目標に掲げていて、自分が短期間で成長するにはどうすべきかと考えたら、キャプテンをすることで視野が広くなると思い、初めて引き受けました。自分のことだけじゃなくてチーム全体のことが見えるようになったり、発言の場も増えるので責任感も生まれて、全てがプレーに繋がるんじゃないかと。これまで結果を残してきたチームのキャプテンというのはすごくプレッシャーがあって、開幕戦もこれまでより緊張しました。だからこそ、まずは2連勝できて安心感もありました。

IMG_1337
新鍋 優希(石井選手)はチームのことをいつもすごく考えて行動してくれるし、それがプレーにも表れています。私たちもキャプテンだけに頼るのではなく、しっかり皆で助け合いながら良いチームを作っていきたいですね。それに優希は苦しい場面や難しいトスでもしっかりヒットして点数を取ってくれるので、一選手としてもすごい。W杯でもほぼずっと試合に出ていましたが、後半も質を落とさずにプレーしていたのを見て「本当にタフだな」と思いました。
石井 私は理沙さんが上げてくれる二段トスで得点を取れる確率が高くて。「このくらいのトスが上がってくるだろうな」というのがわかるので、しっかり助走を取ってから打ちにいけるという安心感があります。