浮世絵師の遊び心に満ちたユーモアある「遊び絵」が集合

『江戸の遊び絵づくし―おはつです!笑って遊べる浮世絵、ここに参上。―』明石市立文化博物館

　7月23日より明石市立文化博物館にて、夏季特別展『江戸の遊び絵づくし―おはつです!笑って遊べる浮世絵、ここに参上。―』が開催される。9月4日まで。

　同展では、江戸の庶民に愛された浮世絵の中でも特にユーモアあふれる「遊び絵」というジャンルに着目。「遊び絵」とは、浮世絵師の遊び心が反映された“造形の遊び”を堪能できる浮世絵のことをさし、クイズを解くように楽しめる「判じ絵」や、動物たちが人間の姿を真似た様子を描く「擬人画」、たくさんの人や動物が集まって大きな姿を作る「寄せ絵」など、江戸の人々の笑いや粋が感じられる作品が一堂に集まる。同展では、奇想の画家としても人気の高い歌川国芳や、江戸末期に役者絵などで人気を博した歌川国貞、現在でも人気の高い葛飾北斎や歌川広重などの作品を含む約150点の「遊び絵」を展示。また、展示のなかに作品を読み楽しむための工夫も多く取り入れており、難解な作品でも解説や実際に遊べる仕掛けを通してわかりやすく親しむことができる。

◆「チャレンジ!判じ絵をつくろう」　
ことばを絵であらわす「判じ絵」。来場者が考えた作品を会期中に募集し、優秀作品は館内に掲示される。
場所 同館 ぶんぱくロビー

◆「すごろくであそぼう!」　※要事前申込
日時 8月6日（土） ①10:30～11:30 ②13:30～14:30
対象 小学生以上
定員 各回20人（申込順）
【申込方法】往復はがきに、「住所、氏名、電話番号、参加希望の時間帯番号、参加人数」を記入し、明石市立文化博物館「すごろくであそぼう!係」まで郵送。
（7月26日（火）消印有効）

◆「遊び絵うちわをつくろう!」　※要事前申込
日時 8月20日（土） ①10:30～12:00 ②14:30～16:00
対象 小学生以上
材料費 100円
定員 各回20人（申込順）
【申込方法】往復はがきに、「住所、氏名、電話番号、参加希望の時間帯番号、参加人数」を記入し、明石市立文化博物館「遊び絵うちわを作ろう!係」まで郵送。
（8月10日（水）消印有効）

◆子ども向けギャラリートーク　※当日自由参加
日時 7月24日（日）、31日（日）、8月14日（日）、21日（日）
いずれも14:00～（8月14日（日）のみ13:00～、15:00～）

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