満天の星空を感じて

『美方高原 星空フェス』　香美町

　満天の星空を体感できる滞在型イベント『美方高原 星空フェス』が9月12日から13日にかけて、尼崎市立美方高原自然の家「とちのき村」特設会場（美方郡香美町）で行われる。「身体も心も夜空に吸い込まれてしまいそうな、星の大パノラマを体験して欲しい」と昨年初めて開催され、2回目。前回は20～30代の女性を中心として応募が集まり、早々に定員に達したという。

　同イベントでは、昼間は星の専門家「星ソムリエ」による観望会、緑が溢れる広大な敷地で自然との一体感を感じられるヨガ、オリジナルランプシェードや倍率35倍の望遠鏡を作るワークショップなど様々な催しが実施される。日が暮れるころには飲食ブースがオープンし、19時からは全国で活動するシンガーソングライターなど5組のアーティストによる「星空ライブ」が行われるほか、大阪の「星カフェSPICA」がオリジナルカクテルなどを提供する。

　メインイベントは施設の灯りを一斉消灯する「星空観望会」で、微かな虫の声しか聞こえない自然の暗闇の中に満天の星空が視界いっぱいに広がる。会場は標高750メートルに位置するため、天の川や流れ星などもくっきりと確認することができる。

　宿泊は宿舎・テントから選べるが、無料のレンタルテントは先着40張まで、持ち込みテントは25張まで。大阪から発着する専用バスは定員80人に達し次第受付終了となる。

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