8月16日にオープンした洋風創作居酒屋『野菜ときどき肉 和（なごみ）』（神戸市長田区）へ取材に行ってきました。

お店があるのは長田区北町2丁目。山陽電鉄 高速長田駅から徒歩約2分で、真っ黒な壁に書かれた黄色い店名が目印です。

カウンターは12席

店内は広々としており、半個室になっている席は壁を取ると団体30名が入れる席になります。

8名まで利用できる、個室もあります

同店にとても珍しいオムライスがあるそうで、実際に作っているところを見学させてもらいました。

北海道のお米で育った「米艶」という黄身が白い卵。卵黄は鶏の餌によって変わるとは驚きです。火を入れるほど、だんだん白くなっていくそうです。

ふわふわの雲が乗ってるようです

北海道のとうもろこしで育った「玉艶」を使った“黄色いオムレツ”の上に乗せるとその白さに驚きます。炒めた玉ねぎと調味料を加えて炊いたジャスミン米の上にオムレツをバランスよく乗せるスタッフさんの手際も見事でした。

「Wオムライス」890円（税込）

白いオムレツはあっさりとした味わいですが卵の甘みがしっかり感じられ、自家製のホワイトソースとの相性も抜群。

別添にあるチリソースとデミグラスソースをかけると、タイ料理のカオマンガイに変わったり、洋食屋さんのオムライスに変わったりと3度いろんなオムライスが楽しめます。低温調理された鶏むね肉もほろほろ柔らかくてジューシーです。

オムライスは夜の単品のメニューとして提供されていましたが、「ランチでも食べたい」という要望に応え、9月8日より「白のオムライス」がランチメニューに追加されました。

「白のオムライス サラダ・スープ付き」 半量 700円　通常 900円（各税込）

価格は「白のオムライス」にサラダとスープが付いて900円。ハーフサイズは700円で注文できます。

「小さいお子さんから年配の方までぜひ食べていただきたい」と話すのは、かつてホテルで勤めていた経歴を持つスタッフの永綱さん。オムレツをよく作っていた経験から同店でもオムライスを作ろうと思ったそうで、「黄色いオムライスだったら今まで通りになる」と考え、「米艶」を使ったこちらのオムライスを考案したのだとか。

見た時は白さにビックリしますが、トロっとした半熟卵の優しくてヘルシーなオムライスをぜひ食べてみてください。