五感を刺激することはリラックス効果とストレス軽減の効果があり、健康とウェルビーイングの向上へとつながるのだそう。GWが終わった途端にバタバタと日常が戻ってきて少し疲れ気味だった筆者。自分自身のリセットと活力補給をすべく、少し贅沢なランチでご褒美時間を過ごしてきました。

行ってきたお店は阪急「宝塚駅」もしくは「宝塚南口駅」から徒歩で約6〜7分のところにあるビルの地下1階にある鉄板焼『にし緒』（宝塚市）。完全予約制の隠れ家のような空間で季節感を取り入れた彩り豊かな料理を五感で楽しめると人気のお店です。

ゆったりとして落ち着いた雰囲気の店内は居心地が良さそうです。ライブキッチンも楽しもうとカウンター席に座り本格和食と黒毛和牛ステーキをコース料理で食べさせてもらえるランチメニューの「Aコース」を注文。

コース料理にはフォアグラもしくは魚料理のついたものや伊勢海老付きのものもあり、ほかにワンプレートの膳タイプのものもあります。

ランチメニュー「Aコース」3,850円（税込）
※写真は「季節の彩り（前菜）」

最初に出てきた前菜にいきなり度肝を抜かれました！日本の良き伝統や季節感を表現している前菜には菖蒲とよもぎ、生花などがあしらわれ「端午の節句」が美しく表現されてたその姿にしばらく見惚れてしまいました。

「破竹と小柱の木の芽味噌和え」「黒毛和牛のローストビーフみぞれポン酢」「鯛の子と汲み湯葉の冷やしべっこうあんかけ」「剣先イカとクラゲの中華風ピリ辛梅肉ソース」

前菜は「破竹と小柱の木の芽味噌和え」など4品。1つ1つが丁寧に作られているのを感じる料理はどれも美味しく、ほっとした気分になるような優しい味わい。

「スープ」

スープは茶碗蒸しの中にうどんが入っていて大阪船場の郷土料理だという「小田巻蒸し」。風味豊かなオオズワイガニの外子入りのあんかけが絶品でした。

「フレッシュサラダ」

そしてアイスプラントやサラダ南京など珍しい新鮮な野菜が17種類も入った「フレッシュサラダ」。色とりどりで綺麗です。

サラダを食べていると目の前の鉄板で焼き野菜とステーキの調理が始まり、ジュワ〜という音が食欲が掻き立てます。

「焼き野菜」「黒毛和牛ステーキ」

今回は「イチボ」をミディアムレアでいただきましたが、口に入れた瞬間から肉の旨みが口いっぱいに広がる美味しいお肉に感動。ソースは味噌ダレ、ゆずポン酢、竹炭塩とありましたが、筆者的にはお肉の旨みが引き立つ竹炭塩が一番好みでした。

料金は異なりますがサーロインやフィレのコースもあります。

ステーキを食べ終わる頃に鉄板からいい匂いがしてきました。

「お食事」
※プラス330円（税込）でガーリックライスにしました

お食事（ライス）をガーリックライスに変更しましたが、これがまた美味しい！ぜひおすすめです。

「デザート」

最後はデザートとコーヒーをゆっくりと楽しみました。アプリコットのジュレ、杏仁豆腐、いちごムースが三層になって容器に入ったデザートが可愛いかったです。

味はもちろんのこと、見た目の美しさとワクワク感、ライブキッチンの臨場感とまさに五感で楽しませてくれるコース料理に大満足。リラックスした幸せな時間を過ごすことができました。