最近、年齢とともに食べるものにはどんどん気を使うようになってきた筆者。食材をオーガニックや国産にとことんこだわったテイクアウト店『キンパと韓国惣菜 なな』（尼崎市）を見つけたので、詳細を確かめるべく取材へ行ってきました。

阪急塚口駅の南側にあり、大通りから路地に1本入った所にあり、子供から年配の方まで地域の方々に大人気のお店です。

店内には、7種類の「キンパ」を始め、3種類の「チヂミ」や「チャプチェ」「ヤンニョムチキン」などの韓国惣菜がずらりと並んでいます。

塚口出身の店主は、母親が韓国人で小さい頃から食べていた韓国料理店を生まれ育ったこの街で営業したいと、2021年9月に塚口さんさんタウンで間借り営業されたのち、2022年9月に同店をオープンされました。

今回筆者は、人気NO.1の「焼き肉キンパ」と「ヤンニョムチキン」「チャプチェ」の3品をテイクアウトしました。

「焼き肉キンパ」930円（税込）

「焼き肉キンパ」は、蓋を開けた瞬間、お肉の甘辛い香りが食欲をそそり、筆者が想像していたよりボリュームがあります。きゅうりやごぼう、人参などの野菜は、シャキシャキで牛肉の甘辛さが絶妙でたまりません。米は魚沼産、海苔は明石産で調味料の砂糖はオーガニック、本みりんを使用しているので、甘さがくどくなく飽きもこないので、パクパク食べ進められます。

忙しい主婦の方々からは、野菜もお肉もご飯もとれて嬉しいとの声も多数あるそうです。

「チャプチェ」小 280円（税込）

通常「チャプチェ」とは、具材にお肉を使うのですが、お店に来られる”ベジタリアン”の方にも食べてもらおうとエビやイカ、あさりなどの魚介類を中心にしたものを販売されています。塩コショウがしっかり効いていて、ご飯が進む味です。

「ヤンニョムチキン」3ピース 390円（税込）

みんなが大好きな「ヤンニョムチキン」は、淡路島から朝引きした刺し身でも食べられるほど新鮮な鶏を使用されています。1 ピースが一口では食べられないほどの大きさで、辛味もあるのですが、北海道産の麦芽水飴を使用しているので甘みがしっかりあるので、子供でも辛すぎることなく食べられます。あとは、鶏肉自体が肉の旨味をしっかり感じられ美味しかったです。

「スルメキムチ」380円（税込）

最後に、ショーケースに並んだ「スルメキムチ」も好きなんですと話をしていたら、ご厚意でテイクアウトさせていただきました。こちらにも麦芽水飴が使われているので、ちょうど良い辛さで噛めば噛むほど、イカの甘味が口に広がります。ご飯が進むのは、もちろんお酒にアテにもぴったりです♪筆者の小学生の娘も「辛くなくて、食べやすくて美味しい」とパクパクご飯と食べていました。

最近、お客さんからオーガニックで美味しいデザートなどがあったら嬉しいとの声を反映し、添加物不使用の「チーズケーキ」も販売されたそう。地域の方々とコミュニケーションをとって、この街になくてはならないお店になるよう日々努力されています。