地元の食材の良さを引き立てた優しいフレンチランチ
阪急武庫之荘駅近くの創作フレンチ『chic(シック)』で「お楽しみプレート」を食べてきました 尼崎市
阪急武庫之荘駅近くに地元食材を使った和の面影を感じる創作フレンチ店『chic(シック)』(尼崎市)を見つけたので、早速ランチを食べに行ってきました。
駅から歩いて約3分の所で、閑静な住宅街にあり落ち着いてゆっくり食事ができると人気のお店です。
[ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
店主は、16年間東京の北参道にあった人気のフレンチ店「ビストロ・ダルテミス」でシェフとして働いていましたが、ゆっくり地元でお店をやってみたいとの思いから2023年2月に同店をオープンされました。なるべく地元で採れた食材を使って、手間をかけた料理をリーズナブルに提供しようと地元密着型のフレンチ店を目指しておられます。
ランチは「お楽しみプレート」と「本日のおまかせコース」の2種類があり、初めて来店されてる方がほとんど注文されるという前者をオーダーしました。
自家製パンとスープ、7品がのったプレートのボリューム満点のランチです。お箸とフォーク、ナイフの両方が用意されているので、肩ひじはらず使い慣れたほうで食事ができるのも嬉しいですね。
まずは、本日のじゃがいものスープは、温かくじゃがいもの甘みが身体に染み渡り、ホッとする味です。上にはブラックオリーブの粉がのっているので、香りも楽しめます。自家製のライ麦パンは、料理に合うようにライ麦の配合を考えて作られており、このパンを買いたいというお客さんも多いのだとか。
「カリフラワーのクリームと甘エビのマリネ」は、色味がとっても鮮やかな一品。食べてみると、カリフラワーのクリームがとっても美味で、その甘さと美味しさに驚かされました。下のきれいな緑色のオイルはパセリで、甘エビの甘みとクリームとオイルの相性が抜群でした。
[ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
奥の宝石のようにキラキラ輝いているのは、「カツオのタルト」で春巻きの皮を使った自家製のタルトに卵のタルタルと和風ドレッシングのかかったカツオのタタキがのっています。一口で全てが絶妙に混ざり合い、カツオやタルタルの旨味が広がります。
手前の「クロムツのフリット」は、外はサクサクの食感でクロムツの身はやわらかく、脂と旨味がギュッと詰まっていて美味でした。
「ムール貝の冷製茶碗蒸し」は、和の要素を取り入れた一品で貝の出汁からとったソースが茶碗蒸しと合わさり、貝好きな筆者にはとても刺さりました。これからの暑い季節にもぴったりです♪
豚バラの脂身をとるためにビールで煮込んだ「豚バラのビール煮」は、本当にあっさりしていて、豚の甘味が引き立っていました。
[ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
豚バラはナイフでも力をいれずに簡単に切れ、口の中でホロホロととけていきます。ソースには、玉ねぎを多く使用されているので、甘みがプラスされパンにソースをつけて食べるのも美味しかったです。
熟練の経験で素材の良さを引き立てた料理の数々に筆者のお腹も心も満たされました。次回は、ランチのコースも食べてみたいです。