本格的な広東料理で家族のひと時を彩る思い出作り
広東料理の専門店『中國菜 有道理』に行ってきました 赤穂市
昨年10月にオープンした広東料理『中國菜 有道理』(赤穂市)に行ってきました。
神戸や金沢のホテルで腕を磨いたシェフが作る本格広東料理は、オープン当初から大人気です。
「母の故郷である赤穂の土地で本格中華料理をたべてもらいたい」という思いからオープンしたそうで、店名の”有道理”には中国語で「理にかなう」という意味があり、店主の好きな言葉だそう。
理にかなった仕事=料理に関してずっと真摯でいたいという思いが「ゆうどうり」に詰まっています。
店内は温かみのあるダークブラウンを基調に落ち着ける雰囲気。小さなお子様連れでも気兼ねなく来店できるように半個室スペースもあり、お店の配慮がうかがえます。
ランチ営業は11時30分からで、メニューは「有道理ランチ」の1種類のみ。メインの料理が選べるスタイルなのが嬉しいですね。限定20食のため売り切れることも多いので、事前予約(電話)が確実です。もしくは土日もねらい目なんだそう。
ディナー営業はアラカルトがメインで、人気の「土鍋入り四川麻婆豆腐」はランチの選べるメインにも入っています。
土鍋で出すのは熱々の温度で油を軽くする店主の拘り。辛さも絶妙で独特の深いコクがあって、これは病みつきになりそう!お豆腐は地元老舗の豆腐店のものを使用。
地元食材に拘った「海鮮2種と野菜の赤穂塩炒め」は、赤穂の特産品である塩を使い、素材一つずつの味が楽しめる一品です。エビのプリプリ感、肉厚の貝柱の甘み、地元野菜は絶妙な塩加減でつやつやに。それぞれ存在感があるのに一緒に仲良く収まっていて、見た目も美しく胃にも優しい一皿でした。
そしてこちらが筆者おすすめの「名物よだれ鶏」。兵庫県産但馬どりの蒸し鶏はお肉全体が非常に柔らかく、食欲をそそるニンニクと香辛料のきいたソースも絶品!いまこの瞬間もよだれが出ちゃいそうなほど、おいしかったです!
人気の定番メニューの他にも、まだまだ作りたいメニューを温存している店主の引き出しは尽きることがありません。訪れるたびに楽しい発見があるのも嬉しいですよね。
店主が嬉しかったと語る、「中華のイメージが変わった、食べやすい」というお客さんの言葉は、中華料理に必須の油を加える手法とタイミングによって実現しているのだそう。重くならない中華料理・広東料理を。店主の「理」はここにも垣間見れます。
中華でしか出来ない「みんなで食べるスタイル」で祖父母から孫まで「家族団らん」で食べる広東料理が思い出の一頁になり、次の世代へと長く続く地元のお店でありたい、と店主の夢は続きます。
詳細情報
- 場所
- 中國菜 有道理
(赤穂市加里屋中州5-33前川ビル1階)
GoogleMapで探す - 営業時間
- ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:00~21:00 - 定休日
- 水曜日
- TEL
- 0791-56-5022