温もりあふれる手作りのお店で、自然を感じる天然酵母パンを
天然酵母のパン屋『kibitopan(キビトパン)』に行ってきました 三田市
三田市高次に、本格的な天然酵母のパンを焼くお店があると聞き取材に訪れました。「kibitopan(キビトパン)」は三田駅から徒歩4分の場所に、のどかに佇んでいます。 [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール [ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
扉を開けると、おとぎ話から飛び出してきた様な雰囲気にほっこり。農家の納屋を改装したという店内は随所に遊び心があり、見ていて飽きることがありません。
同店のパンは天然酵母を使ったものと、ビオイーストを使ったものの2種類あり、天然酵母パンの材料は「小麦、塩、水」。シンプルなぶん素材にはこだわり、材料は顔の見える関係の生産者から仕入れているそう。
ビオイーストを使用したパンもたくさん。筆者もいくつかテイクアウトすることにしたので、また後ほど紹介します!
パンコーナーから目線をぐるりと後ろにうつすと、素敵なカフェスペースを発見!せっかくなのでお邪魔して、「本日のサンドウィッチ」とコーヒーをオーダーしました。
「人参ラペとハムのサンド」は、たっぷり入ったシャキシャキの人参ラペを、モチっとした黒ごま食パンがふんわり包んでくれています。人参やレーズンの甘味とハムの塩味、マスタードの酸味が見事に調和した大人の味わい。コーヒーも注文が入ってから豆を挽いて淹れてもらえて、贅沢な時間を過ごしました。
オーナーの清原さんはもともとIT企業で働いていましたが、その生き方に疑問を持ち、ドロップアウトしてオーストラリアに。そこでルームメイトとなった友人がなんとパン職人!それがきっかけでパン作りに目覚めたそう。帰国後は天然酵母パンの草分け的名店「ルヴァン」で修行した後、三田に念願のお店を持ちました。
「kibitopan」の由来は「木=自然」と「人」とつなげたいとの思いから。「パンはゴールではなく、つながるきっかけ」だと清原さんは語ります。その名の通り、同店ではカレーやコーヒー、けん玉のイベントなども開催され、パンを通じて人が集うお店になっています。また、清原さんご自身も3人の子のお父さん。子供にも安心して食べさせられるパンをモットーに、日々おいしいパンを作り続けています。
今回は4種類のパンをテイクアウトしました。清原さんも好きだという「トロンコ」は、カンパーニュにナッツやレーズンをふんだんに入れたもの。オリーブオイルにつけて食べると風味も増し、素材の味を感じる天然酵母パンです。
クランベリーチョコツイストはナッツもゴロゴロ、噛みごたえもほどよく、味わい深い菓子パンです。天然酵母を使用したスコーンは外はガリっと、中はキメが細かくしっとり。丸いフォルムもかわいく、手土産にもぴったりですね♪
食パンは一口噛むごとに小麦の味がじんわり口の中に。シンプルで飽きのこない味は毎朝の定番になりそうです。
自然を感じる滋味深いパンを味わいに、この秋は三田まで足を運んでみてはいかがでしょうか。夕方にはパンの数も少なくなりますが、電話でパンの予約もできるので、ぜひ利用してみてくださいね。
- 場所
- kibitopan(キビトパン)
(三田市高次1-4-11 )
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