神戸開港150年にちなんだフィールドワークやビンゴ大会も

歴史の花をシンボルに『第16回 菜の花まつり』　神戸市灘区

　灘浜緑地（神戸市灘区）で3月11日、震災で経験した「助けあい・支え合い」の精神を引き継ぐためのイベント『第16回 菜の花まつり』が開催される。入場無料。

　同イベントのシンボルである菜の花は、摩耶山天上寺に与謝蕪村の句碑「菜の花や月は東に日は西に」があることなどから、同区の歴史にゆかりが深いとして2001年に“灘区の歴史の花”に選定された。区内を流れる都賀川沿いや西郷地域では昨年秋から「菜の花のみち」の整備が進められており、地域住民らによって植えられたたくさんの菜の花を見ることができる。

　当日は地域の子どもたちによる歌や音楽演奏、ダンスなどのステージパフォーマンスをはじめ、餅つき、利き酒、子ども向けゲームが催されるほか、菜の花入りかす汁やフランクフルトといった軽食の販売も行われる。さらに今年は神戸開港150年を記念し、「ラムネ」「オリーブ」「コーヒー」などを題材にしたフィールドワークやビンゴ大会も企画。また灘区民ホールでは、桜と菜の花を素材にした『灘の春・いけばな展』が同時開催される。

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