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近代から現代まで、彫刻や立体の変遷をたどる
兵庫県立美術館『彫刻大集合』 神戸市中央区
兵庫県立美術館(神戸市中央区)にて11月19日から、9,000点を超える収蔵作品を1年間でIII期に区切って紹介する「県美プレミアム」の2016年度第III期 特集『彫刻大集合』が開催される。期間は2017年3月19日まで。
同館の前身である近代美術館時代から収集の柱のひとつであった彫刻に焦点をあて、近代の巨匠から現在活躍する作家まで、彫刻および立体作品約40点を展示。オーギュスト・ロダンを始めとする近代彫刻の巨匠が手掛けた人体彫刻を展示する「人体彫刻の魅力」、抽象化された人体や完全な抽象彫刻を展示する「抽象の力」、20世紀後半の彫刻と立体作品を並べる「彫刻から立体へ」、ポップ・アートとその系統に連なる作品を特集した「ポップと彫刻」、そして床に直接置いて台座を必要としない作品を集めた「床への意識」と、5つのテーマごとに展示を行い、近代から現代までの彫刻・立体作品の変遷をたどる。会期中にはミュージアムボランティアによるガイドツアー(毎週金・土・日)や学芸員による連続講座(12月23日、1月14日、2月11日)などのほか、こどものイベント「彫刻の世界を探検してみよう(仮称)」としてワークショップなどの催しも行われる。
また、近代洋画家・小磯良平の作品を年代ごとに展示する「小磯良平記念室」、日本各地を旅して描いた風景画で知られる金山平三の作品の多彩な表情を展示する「金山平三記念室」と、神戸生まれの作家を特集した展示室も併設。さらに、2002年の開館当時に設計を担当した安藤忠雄建築研究所から寄贈された建築模型、資料類などにより、同館および近隣のプロジェクトを紹介する「安藤忠雄コーナー」も。「県美プレミアム」としては、写真家・ハナヤ勘兵衛の回顧展『ハナヤ勘兵衛の時代デェ!!』を同時開催。
◆関連イベント
・学芸員による連続講座「近・現代彫刻」
日時 2016年12月23日(金・祝)15:00〜16:30「20世紀後半の彫刻」
2017年1月14日(土)15:00〜16:30「20世紀前半の彫刻」
2017年2月11日(土・祝)15:00〜16:30「19世紀の彫刻」
場所 レクチャールーム、定員100人
・ミュージアム・ボランティアによるガイドツアー
日時 会期中の金・土・日(12月30日を除く)13:00〜13:45
集合場所 1階エントランス
※要観覧券(11月19日・20日は不要)、定員なし
・こどものイベント
「彫刻の世界を探検してみよう(仮称)」
日時 2017年2月25日(土) 10:30〜15:30
要申込み・要参加費(詳しくは同館ホームページにて)
問い合わせ こどものイベント係 TEL 078-262-0908
詳細情報
- タイトル
- 県美プレミアム 収蔵品によるテーマ展示
特集『彫刻大集合』 - 開催期間
- 2016年11月19日(土)〜2017年3月19日(日)
10:00〜18:00(特別展開催中の金・土曜日は20:00まで)
※入場は閉館の 30 分前まで - 場所
- 兵庫県立美術館 常設展示室1〜5
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
GoogleMapで探す - 休館日
- 月曜日
年末年始 12月31日(土)、1月1日(日・祝)
メンテナンス休館 1月2日(月)〜1月10日(火) - 観覧料金
- 一般510円、大学生410円、高校生260円、
65歳以上は一般料金の半額、中学生以下無料
特別展とのセット料金、20人以上の団体料金あり
※障がいのある方は各観覧料金の半額、その介護の方1人は無料(ただし65歳以上の割引との併用はなし) - 問い合わせ
- 兵庫県立美術館
TEL 078-262-0901