<大蔵海岸周辺>
ふわふわ モチモチな食感のパンが魅力『Tarochie(タロッチェ)』
取材先から「素敵なご夫婦がされているので、ぜひ行ってみて!」と、おすすめしていただいたお店『Tarochie(タロッチェ)』に行ってきました。
お店は山陽電車の大蔵谷駅から徒歩5分ほどのところにあります。
店名の「Tarochie」は、店主の佐々井さんご夫婦(太朗さん、千恵さん)の名前を合わせたネーミングで、太朗さんが作るパンと、妻の千恵さんが作るお弁当を販売されています。
お店に入ると、25〜30種類ほどのパンが並んでいました。生地は国産の小麦、北海道の発酵バターが使われていて、添加物は不使用なので、お子さん連れも多いのだとか。取材に伺った日も、小さな赤ちゃんを抱っこしたママさんの姿が見受けられました。
同店のパンの特徴はミキシングに時間をかけている点。2回にわけて混ぜるので手間がかかりますが、その分、たくさんの水分を生地にまぜることができるそうで、一般的なパンの1.5倍以上の水分を含ませているのだとか!
こちらは「湯種ミルク食パンチーズ」。水のかわりに牛乳を使っているので、口に入れるとふわっとミルクの風味が広がります。生地は驚くほどふわふわでモチモチです。
たっぷりのチーズが混ぜ込まれていて、そのまま食べても最高に美味しいですし、少しトーストするとチーズがとろけて濃厚な味わいになります。
私が感激したのが「発酵バターのクロワッサン」。北海道産の発酵バターがたっぷりと使われていて、バターの香りがものすごく濃厚なんです。生地は、パリパリ!見た目にも美しく、絶品でした。聞くと、生地をつくり始めてから焼き上がりまで3日もかかるんですって。愛情を込めて作られたからこその味なんだなと納得しました。
平日は常連さん、土日は初めての親子連れも多いという同店。来られるお客さん一人ひとりと佐々井さんが会話を楽しまれているのも印象的で、皆さんに愛されているお店だなと感じました。
場所 | Tarochie(タロッチェ) (明石市大蔵町17-5) |
営業時間 | 7:00〜 売り切れ次第閉店 |
定休日 | 木曜日・金曜日 |
TEL | 078-587-2359 |