あっさりいきたい!魚貝類とワイン、天ぷらを気軽に味わう
元町高架下のオシャレなお店『FISH ISLAND(フィッシュアイランド)』
JR元町駅そばの高架下に、ひときわ目をひくオシャレな外観のお店『FISH ISLAND』がオープンしました。
腰をかがめないと入れないほど低い、にじり口のようなアーチをくぐると、開放的な店内が目の前に広がります。
「淡路の新鮮な魚を美味しく食べて欲しい」という思いからオープンした同店には、漁船『友明丸』を所有するオーナー目利きの新鮮な魚介類が、岩屋を中心に日本中から集められているそう。
このお店の看板料理は「魚介盛り合わせ」。氷が敷き詰められた長さ65㎝の大きな皿にずらりと並ぶ様は圧巻で、思わず「おぉ~」と声が漏れてしまうほど。
手前にはぷっくりと大きな身が入った宮城産の殻付き生ガキ。濃厚でクリーミーな味わいを檸檬のフレッシュな酸味と共にいただきます。
鯖のマリネにはさつま芋とリンゴのヨーグルト風味のサラダが下にしかれ、さつま芋のチップが添えられます。鯖と相性の良い酸味を引き立て、甘さのバランスをとるためチップは素揚げで仕上げたそう。
そして中央の丸い皿にはぶつ切りのマグロ。下の卵黄のソースと上にのった葱のフリットを合わせれば、いろいろな味と食感を楽しめます。
イタリアの伝統料理である「クロスティーニ」。「小さいトースト」という意味で、トスカーナ地方発祥の鶏レバーペーストがバゲットにのったものが有名だとか。そこにレーズンやアーモンドを足して味に膨らみを持たせるのが料理長の仲井さん流。
〆のパスタは「生雲丹のクリームソース」。黒いお皿に浮かび上がった淡黄色が美しく、天に輝く生雲丹を少しいただくと、口中で甘みがすごいことに!
イタリア産を中心に多くの種類が揃うワインはグラス500円からいただけるので、料理に合わせて楽しめるのも嬉しいポイント。新鮮魚介とのマリアージュを堪能しちゃいましょう♪
店名 | FISH ISLAND(フィッシュアイランド) |
場所 | 神戸市中央区北長狭通3-31-83-84 |
営業時間 | 平日 17:00~24:00 土祝 12:00~24:00 日曜日 12:00~23:00 |
定休日 | 月曜日 |
TEL | 078-599-8381 |
高知の鰹を使った漬け丼店『こじゃんと』
3月9日、サンプラザ地下にある高知の鰹を使った漬け丼店『こじゃんと』が2店舗目をオープン!
今回新たにオープンしたのは神戸市中央区の生田川沿い。店名の「こじゃんと」は、「すごい」「たくさん」などという意味の土佐弁です。三宮駅からは少し離れていますが、近くにはオフィスが立ち並びます。
雰囲気満点の中いただけるのが、全国丼グランプリで金賞を受賞したこともある「土佐丼」。高知直送の新鮮な鰹や鯖(今の時期は鯛)を、高知の全ての蔵を巡って選び抜いたという醤油や柚子酢などを、さらに調合したこだわりのタレに漬け込みました。
刺身は高知の鰹の中でも上質なものを使用。筋っぽさもなくもちもちで、柚子の香りが鼻に抜ける爽やかな味わいがたまりません。また一緒に食べるネギや玉ねぎ、フライドオニオンが「本当に漬け丼?」と思うほどザクザク、シャキシャキの食感でした。
また、漬けの上にふわっふわのシラスを乗せた「土佐盛り丼」もあります。こちらも、磯の香りがさらに贅沢でした。
「何となく食べてみたい」「旅行で食べておいしかった」「出身地の食べ物が恋しい」など、お客さんも作り手も、料理にはせる思いはきっと様々。熱い思いが、1人また1人と幸せな食事を通じてつながります。
店名 | こじゃんと 生田川店 |
場所 | 神戸市中央区磯上通2-2-25 グランドメゾン三宮104 |
営業時間 | 11:00~15:00 |
メニュー | ●土佐丼 小盛り 680円 並盛り 780円 ご飯大盛り 880円 鰹だけ倍 980円 ダブル 1,080円●土佐盛り丼 小盛り 780円 並盛り 880円 ご飯大盛り 980円 鰹だけ倍 1,080円 ダブル 1,180円 |
繊細で美味しい天ぷら『天ぷら食堂』
高速神戸駅から歩いて1分とかからない場所にある天ぷら専門店、その名も『天ぷら食堂』に行ってきました。
和食の中では天ぷらが好きだという店主の森原さん。「高級なイメージが強い料理ですが、もっと気軽に美味しい天ぷらを味わって欲しい」という思いから、2019年に同店をオープン。
メインの天ぷら定食は「山」950円(税込)、「空」1,150円(税込)、「月」1,900円(税込)の3種類。他に「天丼」950円(税込)や、夏には二八そばを使った「天ざる」1,250円(税込)も人気だとか。
今回は、海老2尾、魚1種、野菜5種に小鉢、サラダ、ご飯、香の物、赤だしが付いた「天ぷら定食・空」をいただきます。
まず目に飛び込んできたのは、重なり合ってそそり立つ2尾の海老!そのうち1尾はなんと大葉巻き♪「魚介は塩で、野菜などは天つゆがおすすめです」とのこと、早速海老を塩でいただきます。
口にすればさくっとふんわり。上品な薄付きの衣からは、ほんのりとたまごの優しい甘さを感じ、海老の淡泊な味を塩味と共に引き立てています。
この日の魚は鯛、野菜はかぼちゃ、しいたけ、蓮根、三度豆と時季のものがずらり。毎朝、森原さんが市場で仕入れた旬の食材を、美味しくいただけます。
天ぷら以外にもうひとつ驚かされたのが小鉢。ウドとわかめとカニカマの酢の物、かぶらの田楽みその2種は、高級会席料理で出されるような本格的な味。
自分が美味しいと思う味を求め、何度も研究を重ねてきたという森原さん。「天ぷらは我流なんですよ」と微笑む裏に、確かな腕を持つ料理人の技が垣間見えたお店でした。
店名 | 天ぷら食堂 |
場所 | 神戸市中央区中町通3-1-15 |
営業時間 | 昼 11:00~14:00 ※夜は予約のみ営業 |
定休日 | 日曜日 |
TEL | 078-599-8999 |
いかがでしたか?
このほかにも神戸の中心エリアには、現在続々と新店がオープン中。Kiss PRESSでも順次紹介していきますのでサイトやSNSでぜひチェックしてくださいね。