淡路直送の新鮮な魚介料理と美味しいワインで乾杯!
元町の『FISH ISLAND(フィッシュアイランド)』に行ってきました 神戸市中央区
JR元町駅そばの高架下に、ひときわ目をひくオシャレな外観のお店『FISH ISLAND』がオープンしました。
腰をかがめないと入れないほど低い、にじり口のようなアーチをくぐると、開放的な店内が目の前に広がります。
「淡路の新鮮な魚を美味しく食べて欲しい」という思いからオープンした同店には、漁船『友明丸』を所有するオーナー目利きの新鮮な魚介類が、岩屋を中心に日本中から集められているそう。
このお店の看板料理は「魚介盛り合わせ」。氷が敷き詰められた長さ65㎝の大きな皿にずらりと並ぶ様は圧巻で、思わず「おぉ~」と声が漏れてしまうほど。
手前にはぷっくりと大きな身が入った宮城産の殻付き生ガキ。濃厚でクリーミーな味わいを檸檬のフレッシュな酸味と共にいただきます。
鯖のマリネにはさつま芋とリンゴのヨーグルト風味のサラダが下にしかれ、さつま芋のチップが添えられます。鯖と相性の良い酸味を引き立て、甘さのバランスをとるためチップは素揚げで仕上げたそう。
そして中央の丸い皿にはぶつ切りのマグロ。下の卵黄のソースと上にのった葱のフリットを合わせれば、いろいろな味と食感を楽しめます。
手前にはマリネした赤海老とイクラがのった玉子のファルシに、タコとセロリのマリネ、蕪のカルパッチョがしかれたブリの炙りなど、フレンチやイタリアンのエッセンスが足された料理群は、新しい組み合わせによる美味しさに驚き。
オープンに際し、メニューの開発を任されたのは仲井裕三料理長。東京の名だたるリストランテで勤めた後、イタリア本島からシチリアまで各地方を巡りながら、エミリアロマーニャ州の星付きレストランで修業を終え帰国した経歴の持ち主です。
そんな仲井さんが春を呼ぶいかなごに合わせるのは、ワカメのアーリオ・オーリオ。斬新なアイデアと共に繰り広げられる7種の料理をたっぷり堪能できました。
次に出てきたのはイタリアの伝統料理である「クロスティーニ」。「小さいトースト」という意味で、トスカーナ地方発祥の鶏レバーペーストがバゲットにのったものが有名だとか。そこにレーズンやアーモンドを足して味に膨らみを持たせるのが仲井さん流。
他にも、キノコとゴルゴンゾーラ、蕪といくら、赤海老とアボカド、帆立とかぼちゃなど、食材の組み合わせにワクワクさせられます。
〆のパスタは「生雲丹のクリームソース」。黒いお皿に浮かび上がった淡黄色が美しく、天に輝く生雲丹を少しいただくと、口中で甘みがすごいことに!
「上質な塩水雲丹をふんだんに使っています。新鮮な美味しさを感じてもらえるよう、ガーリックオイルは極力少なめにし、生クリームの配合にもこだわりました」と語る仲井さん。
ソースからも濃厚な雲丹の香りと旨味がしっかりと感じられ、ねっとりと絡むスパゲッティの美味しさに感激です。
イタリア産を中心に多くの種類が揃うワインはグラス500円からいただけるので、料理に合わせて楽しめるのも嬉しいポイント。新鮮魚介とのマリアージュを堪能しちゃいましょう♪
詳細情報
- 場所
- FISH ISLAND(フィッシュアイランド)
(神戸市中央区北長狭通3-31-83-84)
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- 営業時間
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土祝 12:00~24:00
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