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舞台『室温~夜の音楽~』古川雄輝さんにインタビュー

「liar」「神様のえこひいき」「ねこ物件」「嫌われ検察官 音無六一」と、上半期だけで4本の連続ドラマに出演されている俳優の古川雄輝さん。そんな古川さんにとって3年振りの主演舞台となる『室温~夜の音楽~』が、7月22日より兵庫県立文化芸術センターで公演されます。日本演劇界を牽引するケラリーノ・サンドロヴィッチが21年前に手掛けたホラー・コメディの傑作を、奇才・河原雅彦が新たな視点で演出する本舞台。主役として“かつてある罪を犯した青年・間宮”を演じる古川さんに、舞台への意気込みや作品に対する印象についてお聞きしました。

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―3年振りの舞台出演ということですが、主演としての意気込みをお聞かせください!
舞台の現場に入るのが久しぶりになりますので、ちゃんと自分にこの役ができるかなっていう緊張感と、みんなで良いお芝居ができれば良いなというワクワク感の両方があります。3年前も主役で舞台をやらせていただいたのですが、今回もそういう形でオファーをいただけて良かったです。

―ホラー・コメディという一風変わったジャンルとお聞きしました。台本をお読みになってどんな印象を受けましたか?
シリアスでちょっと怖いシーンはもちろん、「あれ?(これって)笑っていいのかな?」みたいなシーンもあって。役者同士の掛け合いによって思わずクスッと笑ってしまうような、そんな構成になっているのは舞台ならではだと思いますね。(お客さんの)笑い声も含めて舞台が完成する、そんな台本になっている印象を受けました。演じる人によって笑えるポイントなんかもすごく変わってくるのかなと、すごく楽しみにしています。

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―傑作戯曲との呼び声も高い本作品。劇中で古川さんが演じるのは「ある罪を犯した青年」の役ですが、お話が来た時の率直な感想を教えてください。
演出家の河原さんから役について「現段階では詳しく話さないで」と言われているので詳しくお話することはできませんが、台本を読む限り、セリフのやり取りの構成が(いわゆる)犯罪者っぽくはなかったです。コメディ要素が入っているし、人を殺す、というようなわかりやすいシーンも出てこないので。「罪を犯して“しまった”青年」という言葉の通り、犯罪者であることを全面に出すような台本ではないように思います。物語の前半戦では「本当にこの人がそんなことを!?」という風に見えるのではないでしょうか。

―久しぶりの舞台で新しい古川雄輝さんが見られると期待している方も多いと思います。お客さんにはどういったところを注目して観て欲しいですか?
舞台の場合ドラマや映画といった映像作品と違い、稽古が1ヵ月くらいあるんですけど、その間、毎回僕は必ず壁に直面しています。映像の現場では(表現)できるのに、舞台では難しくてできなかったり、気付かなかった部分に気付いたり。いつもそうした壁をなんとか乗り越えて本番の舞台に立っているので、今回も少しでも成長した姿を見せることが出来れば…。あとは初日から千秋楽にいたる時間の流れの中で変化していく、僕やキャストの皆さんの演技もお楽しみいただければと思います。

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―今年は上半期だけで4本の連続ドラマにご出演されていますが、ドラマと舞台の違いについてもう少し詳しく教えていただけますか。
一番の違いはやはり稽古ですね。長期間の稽古を通じて演技をより良いものにしていく舞台に対して、ドラマの場合はそのプロセスを数分の間にやらないといけない、即興の力が求められます。あとはドラマだと目線を動かすといった細かい表現もできるんですが、舞台だとそうした表現では遠くにいるお客さんにまで届きません。声の出し方も全然違うので、同じお芝居でもまったく違うもの、という印象ですね。

舞台ならではの良さは、やはり来てくれたお客さんの前でお芝居ができることでしょうか。今回の舞台は特に、観てくださるお客さんの反応も含めて完成するものだと思うので。人前でお芝居ができることのありがたさを、今改めて感じています。

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