古川雄輝×竜星涼がダブル主演を務める、癒し系“純愛BL映画”『リスタートはただいまのあとで』が9月4日より公開!都会の生活に疲れて田舎に戻ってきた狐塚光臣を古川雄輝さん、田舎暮らしで優しい熊井大和を竜星涼さんが演じ、“そのままの自分”を受け入れてくれるお互いの存在の大切さに気づき、次第に惹かれていく2人の心模様が描かれる心温まるストーリーです。大和役を演じた竜星涼さんに本作の見どころについて語ってもらいました。
―8月には主演作の『ぐらんぶる』と『弱虫ペダル』も公開されましたが、作品によっていろんな“竜星涼”さんが観られますね。撮影時期もほぼ同時期だったのでしょうか?
撮影時期は『ぐらんぶる』が去年の夏、『リスタートはただいまのあとで』が今年1月、その後に『弱虫ペダル』を撮影しました。『ぐらんぶる』で日焼けをしてしまったのでそれが大変でしたが、撮影後はあまり役を引きずらないので切り替えてそれぞれの作品で演じることができました。宣伝の時期が同じなのでたまに「あれどうだったっけ?」となりますが(笑)、今回に限らずどの作品も撮影が終わってから公開まで時間が空くので、そこまで混乱はしなかったです。
―今回演じられた「熊井大和」は、いつも笑顔でまっすぐで、だけどどこか闇を抱えているようなキャラクターでした。どのように役づくりをされましたか?
生い立ちやどのように生活をしてきたかなど大和のバックグラウンドを知ることが今回の役づくりの肝になると思いました。自分にない部分をイマジネーションして考える作業が大変でしたね。大和自身が普通だと思っていることが、僕らにとっては普通じゃなかったりして。でもそれを普通とするならば、彼が持つ笑顔の裏に何があるのかを考えることが最初のスタートでした。役について撮影前に準備をしたのもそうですが、長野県の素晴らしい風景の中で方言を使って話していると、自然と役が入ってくるという感覚がありました。その風景・匂いでお芝居は変わると思うので。今回の役づくりにはすごく手助けになったかなと思いますね。
―実際に完成した作品を観ていかがでしたか?
美しい景色が繊細に映し出された、ドラマではなかなか出せない雰囲気で、“映画だな”という感じがすごくしました。田舎に帰ったような、旅したような、そんな気持ちになれる作品です。監督の力ですね。