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映画『リスタートはただいまのあとで』より竜星涼にインタビュー

―本作の監督は、大ヒット恋愛映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』や『パーフェクト・ワールド君といる奇跡』『旅猫リポート』など数々の映画をプロデュースしている井上竜太監督。撮影中にはどんなお話をされましたか?
撮影前に「前髪を下ろした可愛い髪型がいい」と言われただけで、特に何も言われていなくて。なので、そこにすごい監督のこだわりがあるんだなと思いました。ほかは割と自由にやらせていただきました。演じてダメだったら監督が演出をしてくださると思っているので、何も言われないということは自分が作ってきたものが監督と一致したのかなと思っています。脚本に関しても僕は台本の言葉を大事にしたくて。もちろんたまに意見することもありますが、基本的には台本通り。セリフに違和感を持つこともありますが、僕の中にはない言葉を役で演じているんだなと実感できます。どうしても言いやすいように変えてしまうと役じゃなくなってしまうので。その違和感に慣れはじめたら、役が自分に入っているんだなと思うようにしています。

―本作で苦労したシーンはございましたか?
お風呂場のシーンですね。昔ながらのタイルのお風呂で僕は湯船に入らず体を洗うシーンだったので、めちゃくちゃ寒かったです。1月の極寒の中だったので、撮影の合間も皆で大和のおじいちゃんの家にあるこたつで暖まっていました。やっぱりね、長野は…寒いですよ(笑)!でも澄んだ空気は写真や映像にうつるので、今回の作品では特に綺麗な景色が活きていて、寒さを我慢した甲斐があったなと思いました。

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―古川雄輝さんも長身で光臣と大和、2人のバランスがすごく良かったです。
大柄の2人ですよね。2人ともが大きいのでもはや大柄に見えない(笑)。軽トラを運転するシーンがあるんですけど、すごく狭くて。軽トラってあんなに小さいんですね!(腕を縮めて運転している身振りをしながら)本当にこんな感じで運転している感覚なんですよ!でも運転しながらのお芝居も楽しかったです。

―古川さんとは初共演ということでしたが、いかがでしたか?
古川さんはクール、僕はすぐみんなのところに駆け寄っちゃうタイプ、と全く違って本当に大和と光臣のように真逆なタイプの2人だと思います。大和が話しかけてかき回して光臣が困るみたいな、まさにそんな感じで(笑)。「何かしら共通点はあるだろう」と話してみても真逆で、唯一女性の好みは似ていました(笑)。撮影中も終わった後も古川さんが監督とディスカッションしているのはよく目にしていたので、情熱的な方だなと思いましたね。

―今年で10周年。今後の目標などございますか?
求められ続ける役者でありたいなと思います。この仕事は求められて、観てくれる人がいてこそだと思っているので。僕らしい役でもそうじゃなくても、チャレンジさせたいと言ってもらえたら嬉しいですね。「僕にはこの役が合うな」とチョイスされるのではなく「他にぴったりな人がいるかもしれないけど、僕がこの役を演じたらどうなるのかを観てみたい」と思われる役者になりたいです。そう言ってもらえるのであれば、いつでもその船に乗り込める準備はしているつもりです。自分が知らない“何か”を見つけられると思うので、何事にもチャレンジしたいですね。

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映画『リスタートはただいまのあとで』

©2020映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会

©2020映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会

小さな田舎町で出会った正反対の二人。
あったかくて大切な宝物に変わってゆく。
職場で上司に人間性を否定され、会社を辞めた光臣(古川雄輝)は10年ぶりに田舎に戻る。父親に実家の家具店を継ぐことを伝えるも拒絶されてしまう。近所で農園を営んでいる熊井のじいちゃんの養子・大和(竜星 涼)と出会い、農園の手伝いをすることになった光臣は「馴れ馴れしくてウザい奴」と思いながらも大和と過ごす時間が増えていく。塞ぎこんでいる光臣を励まし、心の痛みに寄り添う優しい大和。次第に、自分の弱さも受け入れてくれる大切な存在に変わっていく。ある夜、酔いつぶれた2人だったが、目が覚めた光臣は寝ている大和に思わずキスをしてしまい、自分が抱いている感情にハッとする。大和の高校の同級生で親友の上田(佐野岳)から、「アイツには秘密がある」と耳打ちされたことを思い出した光臣の前に、親しげに大和と話す年上の女性が現れて…。光臣は大和へ想いを伝えることはできるのか?そして、親との確執を乗り越えて、自分の夢と向き合う事ができるのか?

公開日 2020年9月4日(金)
出演 古川雄輝、竜星涼、村川絵梨、佐野岳、中島ひろ子、螢雪次朗、甲本雅裕
原作 ココミ著書「リスタートはただいまのあとで」(プランタン出版刊)
監督 井上竜太
脚本 藤久美子
配給 キャンター
劇場(兵庫) 神戸国際松竹
イオンシネマ三田ウッディタウン
公式サイト https://restart-movie.com/

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竜星 涼 Ryo Ryusei
1993年3月24日生まれ。東京都出身。2010年にドラマ「素直になれなくて」(CX系)でデビュー。2013年にスーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」(EX系)で初主演に抜擢され人気を博す。2016年にパリ・コレクションデビュー。『orange』(2015年)、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(2017年)など話題の映画に多数出演し、2019年にはディズニーアニメーション映画『トイ・ストーリー4』でフォーキーの声を担当。近年の主なドラマ出演作に「ひよっこ」(2017/NHK)、「アンナチュラル」(2018/TBS系)、「昭和元禄落語心中」(2018/NHK)、「同期のサクラ」(2019/NTV系)などがある。本年は、「テセウスの船」(TBS系)に出演し、三谷幸喜作・演出の舞台「大地」への出演、主演映画『ぐらんぶる』(英勉監督)が公開。俳優・モデル・声優など多岐にわたり活躍している。

ヘアメイク: TAKAI
スタイリスト: 山本隆司(YAMAMOTO TAKASHI

撮影:秀村安奈
取材・文:木下あづさ

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