ゆかりの地の物産市や、淡路の伝統芸能など

『淡路島くにうみ神話祭』　淡路市

　古事記・日本書紀の神代巻に創祀の記載がある最古の神社・伊弉諾（いざなぎ）神宮（淡路市多賀）で9月21日～23日、日本の国土創世譚を伝える「国生み神話」にちなんだ催し『淡路島くにうみ神話祭』が行われる。入場無料。

　「古事記」「日本書紀」によると、伊弉諾尊（いざなぎのみこと）・伊弉冊尊（いざなみのみこと）の二神が夫婦の契りを結び、初めに淡路島を造り、次々に島を生んで完成したのが日本の国といわれている。同イベントでは、国生み神話ゆかりの宮崎県・高千穂や島根県・出雲市などの特産品を販売する物産市が行われるほか、高千穂神社の宮司らが参加する地方創生をテーマにしたシンポジウム（21日）、だんじり唄やえびす舞、和太鼓といった淡路島の伝統芸能がそろい踏みする「淡路伝統芸能祭」（22日）などが行われる。

　また同時開催イベントとして、毎月22日に定期開催されている夜間特別参拝も実施。拝殿や正門、大鳥居などを10基のライトが照らし、参道には300個のローソクが灯され幻想的な雰囲気に包まれた中で、特別祈願を受けられるほか、新たに創生された「国生み夜神楽」を鑑賞することができる（事前予約が必要。有料）

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