人間の顔のような模様を持つ「ジンメンカメムシ」を伊丹市昆虫館で展示中　伊丹市

　伊丹市昆虫館（同市昆陽池）で現在、人間の顔のような模様を持つ「ジンメンカメムシ」の生体を展示している。8月31日ごろまでを予定。

　同館で開催されている開館25周年の記念展『いたこんニコニコパラダイス』を盛り上げようと、神戸植物防疫所の指導の下、農林水産大臣の許可を得てマレーシアから輸入された。「ジンメンカメムシ」は植物防疫法によって輸入が禁止されているため、日本国内で生体を展示した例は少なく、2015年夏現在で見られるの同館と三重県総合博物館の2館だけだという。

　その他、同展ではバイオリンに似ている「バイオリンムシ」や危険を感じると逆立ちして威嚇する「サカダチコノハムシ」といった珍しい昆虫の生体や、これまで好評だった展示を復活させる「いたこん宝物殿」などの多彩な展示を見ることができる。

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