姫路市青山西、太子ICより車で2分のところに、2024年8月にオープンした朝食レストラン『麦と牛』（姫路市）へ取材に行ってきました。

思い切った店名が示すように小麦と和牛にこだわったお店です。オーナーはホテルやチェーン店など飲食業界で30年以上の調理経験を持ち、その中で培った知識や技術を活かし、食材選びには一切妥協せず、良質なものを提供したいという思いで厳選しています。

どんなに眠たい朝でも、焼きたてのクロワッサンの香りが漂ってくると、パッと目が覚める瞬間こそが何よりの贅沢だというオーナー。

「オムレツセット」1,400円（税込）

「オムレツセット」のクロワッサンは、ヨーロッパから取り寄せたものを店内で仕上げに焼き上げています。香ばしいバターの香りが店内に広がります。

外はサクッと中は軽い食感でシンプルな塩味が、朝からペロリと食べられます。

トロふわな卵がたまらないチーズたっぷりのチーズオムレツはまさにホテル仕様。シンプルに贅沢を味わえる、特別なモーニングを楽しめます。

クロワッサンに合う「コーヒー」は、地元の老舗『成田珈琲』から仕入れています。

ランチは2種類、国産和牛を使用した数量限定の「ローストビーフ丼」と「和牛ハラミステーキ丼」がラインナップ。

「和牛ローストビーフ丼」2,400円（税込）

「和牛ローストビーフ丼」は、オーブンで一気に焼き上げた後、余熱でじっくり火を通します。そうすることで余分な脂が落ち、お肉が柔らかく、旨味が凝縮されるそうです。絶妙な焼き加減で、お肉の脂身がじわっと溶け出し、舌の上でとろけます。

薬味のわさびは辛味が抑えられており、さっぱりとまた一味違う味わいに。

地元野菜を使用した新鮮なサラダには、オリジナルドレッシングを添えています。取材日の日替わりスープは具沢山で、和牛の切れ端を贅沢に使い、野菜の旨味が凝縮されたクオリティの高いスープでした。ランチはボリューム満点で、お腹いっぱいになり、美味しく完食しました。

現在は、お肉料理以外にもリーズナブルに楽しんでもらえるよう、ランチメニューにパスタランチが登場し、幅広いお客さまに楽しんでいただけるようになりました。

店内は天井が高く開放感があり、座席間隔も広いため、ゆったりと各々のペースで食事を楽しめるよう配慮されています。「様々な店舗での経験があるからこそ、料理も接客も良いところを取り入れたい」というオーナー。オーダーには食券機を導入し、より良い飲食店の形を目指しています。