「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」（神戸市中央区）で開催されているビアガーデンに行ってきました。メリケンパークにある「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」の姉妹施設で、こちらは新港町にあります。

三宮から無料送迎バスもあります

憧れであるラ・スイートのビアガーデンということで、少しオシャレして元町駅から海に向かって歩くこと20分。天然温泉旅館「神戸みなと温泉 蓮」を通過し、海沿いの景色を眺めながら施設に到着したのは予約した18時30分。

ロビーを通過し奥のガーデンに案内されると、目に飛び込んできたのは神戸港の絶景。港の突堤にあるので270度の景色を楽しむことができるんです。

心地よい潮風の中、着席するとウェルカムドリンクのロゼスパークリングワインで乾杯！これから始まる非日常のディナーにワクワクがとまりません。

グラスビールと共に一緒にウェルカムプレートが登場、真鯛のカルパッチョにサーモンのミ・キュイ、冷製トウモロコシスープ、国産牛を使ったローストビーフと4品が並び、本格フレンチの味わいは、さすがラ・スイート！スタートから興奮してしまう美味しさです。

ガーデンに隣接した室内には、魚介のアクアパッツァや牛肉のステーキ、蟹クリームコロッケなど、豪華なブッフェ料理がずらり。

総料理長の中村実さん

「神戸の野菜など使用する食材は地産地消を意識し、素材にこだわった料理を用意しています」と話すのは総料理長で神戸マイスターでもある中村実シェフ。このビアガーデン用に考えられた特別なメニューは20種類以上で、冷・温菜共にどれも手間暇かけて作られたものばかりです。

まずはイタリア産白ワインとのマリアージュを考えながら、アクアパッツアをセレクト。その他、サラダや蛸のマリネ、鰹のたたきにも手を伸ばします。こうやって好きなものを好きなだけ選べるのがブッフェの醍醐味ですよね。

次にフランスの赤ワインをオーダー後、目当てのオングレステーキに直行。横にあるラグーソースのペンネとソーセージもピックし、席に戻るとワインが待ってくれていました。

ひと通り美味しい料理とワインを楽しんだ後は、魅惑のスイーツコーナーに。生菓子をお皿に載せていると、シェフ・パティシェの朝田翔太さんに「ワインに合いますよ」とすすめられ、エダムチーズのサブレも一緒に。

「白桃と白ワインのジュレ」や「赤ぶどうのゼリー」など、どれも宝石のような美しさにうっとり。コーヒーと一緒にいただきます。

この頃にはすっかり日も落ちてあたりも暗くなり、光に包まれた神戸港の景色は、昼間と全く異なる姿に様変わり。ポートタワーや観覧車、海洋博物館やホテルの電飾が幻想的で、神戸の夜景の美しさを再認識。

テンションがあがり最後に再びスパークリングで乾杯♪潮風と香りに包まれながら、あっという間に過ぎてしまった夢心地の2時間に、また来年も大切な人と訪れたいと思わせてくれる、とっておきの「大人のビアガーデン」でした。