熟成酒ブランド「八継」をプロデュースする『HAKKEI』が、今年6月に行われたイタリア酒ソムリエ協会による酒品評会「ミラノ酒チャレンジ2024」に参加。15年熟成の「八継 刻15 実楽」が、2024年度デザイン部門で「ベストデザイン賞」を受賞しました。 

「ミラノ酒チャレンジ」は、日本のお酒についての認知が高まりつつあるイタリアの人々に、その多様性や奥深さ、そして日本酒にまつわる日本の文化や慣習を知ってもらうことを目的としてイタリア・ミラノで2019年より開催している日本酒品評会。酒ソムリエ資格を持つイタリア人ソムリエやバーテンダーなど、酒と食の専門家が審査します。

デザイン審査はラベル、ボトル、パッケージなどについて、イタリア・ミラノの最先端で活躍する幅広いエキスパート・デザイナーによって行われ、今年度は200銘柄が出品、200名の審査員が参加し審査しました。

 「八継 刻15 実楽」の“実楽（じつらく）”とは、山田錦の名産地として知られ、米づくりに適した地質と地形に恵まれた兵庫県三木市吉川町にある集落の名前。

実楽でつくられた山田錦は、甘味や酸味、旨味、渋味、ミネラルなどの味をバランス良く含んでいるそうで、 「八継 刻15 実楽」ではその深みと膨らみのある味をより生かすために「生酛造り」という伝統的な手法を採り入れています。

貯蔵庫のなかで静かに熟成を重ねてきた「八継 刻15 実楽」は、バランスの良いスムーズな味わいと、最後に感じられるキレの良さを感じられるそう。

ラベルには徳島県の阿波エリアで抄造される「阿波和紙（あわわし）」を使用。肌触りと生成の風合い、そして丈夫な紙質を特徴としています。凹凸のある和紙の表面に精巧な印刷を施す技術と、地域や産業を越えた共創によって実現したラベルです。 

「八継 刻15 実楽」はHAKKEIオンラインショップで購入可能です。