丹波篠山市大山にある『ヒマラヤワルツ』で、地元食材をたっぷり使った体にやさしい創作スパイスカレーを食べてきました。

丹波篠山から丹波方面へ向かう国道176号線沿いに位置しており、左手に見えるカラフルな看板が目印。車を降りると、さっそくスパイスの良い香りが鼻腔をくすぐってきました。

一枚板の大きな木のダイニングテーブルが目を引く店内は潔清感があり、美しい絵画やクラシック音楽のBGMが上質なリラックス空間を演出。

窓際の席からは大山の田園風景を望むことも♪そんな同店を運営するのは、7年間ネパールに住んでいたことのある店主、奥さん、息子さんの3人家族。アットホームな雰囲気の中、みなさんと楽しく会話するひとときは心が和みます。

この日、店頭に販売されていた地元産の有機野菜

ご家族がお店を始めたのは2019年。丹波篠山市の野菜や米の味に感動し、京都から移住されました。メニューには、必ず自分たちが実際に食べておいしいと思った食材のみを使うのだそう。

お店にあるスパイスを見せてもらいました！店主にとってカレーとは日常生活の中に当たり前のようにある食べ物。ネパールから帰国後、30年以上もの間、現地で覚えたスパイスを使い、家族や友人にカレーを振る舞っておられたのだそう。

これまで数多のカレーを味わい、作ってきた店主ですが、「スパイスカレーとは創作料理。今後も追求し、まだ自分の知らないおいしい味に出会いたい」と言います。

「辛さのオプション」1辛…汗がじんわり？！200円、2辛…気が付くと鼻水！200円、3辛…涙がチラリ！？300円、「トッピング　キャロライナリーパー4分の1」200円、「地獄のカレーセット」エベレストチキンカレー+週替わりカレーセット 2,000円（各税込）

カレーには、辛さのオプションがあります。「地獄のカレーセット」は同店の辛さ最高峰。辛いもの好きの方は挑戦してみてください（無理は厳禁！）。

「Aセット週替わりカレー」1,550円（税込）。取材時はポークビンダル、ベジタブルカレーと、10種類以上のおやさいスープ

こちらが人気の「Aセット週替わりカレー」。インドカレー、タイカレー、黒枝豆を使ったカレーなど週によって各国様々な創作カレーが登場します。

おやさいスープ

「おやさいスープ」は、厳選された地元産の野菜が見事な調和を生み出し、優しい味となっているので、野菜嫌いのお子さんでも大丈夫。おかわりしたくなるほどおいしく、お肌にも良さそうです♪

カレーには季節の野菜や、おひたしが添えられます

本日カレーに添えられているのは、ベビーリーフ、ピーマンの塩昆布、ゴーヤのおひたし。それぞれ素材の味がしっかりと味わえます。

ベジタブルカレー

汁なしの「ベジタブルカレー」は、じゃがいも、ナス、ズッキーニ、ししとうなどが、スパイスとマッチしていてパクパク食べられます。

こちらは南インドの郷土料理「ポークビンダル」。まずスペアリブの大きさにびっくり！白ワインビネガーや玉ねぎなどが染み込んだやわらか～いお肉は、手を使わなくてもきれいに食べ切れます。

様々なスパイスの共演が重厚なハーモニーを奏でるルーは絶品で、ごはんが止まりません！体にしっかりエネルギーが注がれます。

子どもが食べられるカレーも用意されており、玉ねぎたっぷりの甘～い味は、お子さんのカレーデビューにおすすめ！

「季節のお茶」450円（税込）と大山のスイカ

最後に季節のお茶と大山のスイカをデザートにいただきました！カレーで汗をかいた後にぴったりの〆に大満足の筆者なのでした。