丹波篠山市郡家にある『GungePizza』で、女性に人気のヘルシーな「ピッツァボタン鍋（ジビエピッツァ）」を堪能してきました。　

「English-speaking staff available！（英語が話せるスタッフが常駐しています！）」by店主

お店は「郡家」の交差点を左折後、すぐに右手に見えます。地元のお客さんはもちろん、観光客やツーリングで訪れるお客さん、外国人のお客さんも多いのだとか。

お店に入ると店主の陽気な口笛が聞こえてきました。ユーモアあふれる店主の伊熊さんは、会社員時代からピザを作ることが楽しくて仕方なく、夢中で家族や友人に振る舞っていたところ、気付けばピザ屋さんになっていたのだそう。

同店ではピザの生地に「サワードウ」という天然酵母を使用されています。もちろん添加物は不使用。手間暇かけられた生地は柔らかく、冷めても美味しい状態が続くのが特徴。通常のピザ生地に比べて日持ちがしにくいため、時々生地が余るとパンになり、店頭に並ぶこともあるのだとか。見つけたらハッピーですね♪

同店は地元の旬の食材が主役。無農薬農家や、地元にあるファーマーズマーケットからプロの目利きが選んだ新鮮な食材が仕入れられています。本日いただく「ピッツァボタン鍋（ジビエピッツァ）」は、生地の上にモッツァレラと、丹波篠山名物「ボタン鍋」の材料である猪肉、特製黒豆味噌、人参、ゴボウ、しいたけ、ネギ、山椒が乗っています。

こちらは温度が400度まで上がったピザ窯。電気・ガスに比べて生地に香りが付いて、焼き目も綺麗に仕上がるのだそう。

ピザが乗ったパーラーと身体が一体化している伊熊さん。メニューが来るのを待ちながらピザが焼き上がる様子を眺められるのも同店の魅力の一つですよ。

ものの1分半でピザが焼き上がりました！香ばしいにおいが漂い、一気に食欲がそそられます。さあ、いただきます！

「ピッツァボタン鍋（ジビエピッツァ）」1,900円（税込）

素材の味が感じられるお野菜は鍋の具材特有の素朴な味わいでほっこり。臭みのない猪肉は、脂身がなくさっぱりしているため、とてもヘルシーで嬉しい！

ピザの耳はもっちもちで、かめばかむほどお口の中が幸福感で満たされます。天然酵母特有の爽やかな酸味がし、甘い味噌と絶妙にマッチしています。汁が無くとも楽しめるボタン鍋！ピザの新境地にたどり着けたことに感動しました。

そして驚くべきは噂通りの胃もたれのなさ！ピザはシェアして食べるイメージですが、これなら女子が一人でお店に入っても総菜パン感覚でペロリと一枚食べられますよ。

「イチジクのワインコンポートピザ」1,950円（税込）

同店では9月中旬から期間限定商品として地元産イチジクを使用した「イチジクのワインコンポートピザ」も販売。サワードウのもっちり生地と、あっさりとした甘さのイチジクは食欲の秋、最高の自分へのご褒美となるでしょう♡