毎日暑いですが、皆さん夏バテなどしていませんか？暑くなると無性にたべたくなるのがカレーですよね。4月の万博公園で行われたカレーEXPOで3位を受賞した『SPICE CURRY WANTED（スパイスカレー ウォンテッド）』（尼崎市）へ取材へ行ってきたので、その模様をレポートします。

阪神出屋敷駅から歩いて約3分のところにあるお店で、黒い屋根に赤字でかかれた店名がインパクト大です。

店内は、1階にカウンター席、2階にはテーブル席があり、一人でも複数人でも利用しやすい仕様となっています。カレーといえば、男性が好きなイメージがあったのですが、意外にも同店は美容や健康に気をつかう女性のお客さんが多く訪れているそうです。カウンター席もナチュラルな色合いの木のカウンターがオシャレで、筆者が好きな雰囲気です。

今回筆者は、「2種あいがけ」で「竹谷カレー（濃縮だしキーマ）」と「グリムジャッカル（チキンマサラ中辛）」の2つを選びました。

ランチについてくるドリンク「スパイスコーヒー」

カレーが出来上がる前にランチについてくる「スパイスアイスコーヒー」なるものをいただきました。初めて飲んだのですが、最初にコーヒーの味がきて後からほのかにスパイスが鼻からぬけてなんともすっきりとした味わいでした。

「2種あいがけ」1,200円（税込）

ビジュアルが美しい「2種あいがけ」が運ばれ、スパイスの香りで食欲が掻き立てられます。

「竹谷カレー（濃縮だしキーマ）」

まずいただいたのは、出汁が効いた「濃縮だしキーマカレー」で、豚ひきにくと和の風味をしっかり感じられ、スパイスカレー初心者の筆者でもとても食べやすく、でも少しクセになる味です。

「グリムジャッカル（チキンマサラ中辛）」

次にいただいたのは「グリムジャッカル（チキンマサラ中辛）」というカレーで、なんとほかのカレーの2倍以上のスパイスを使用しており、消化促進のターメリック、疲労回復のカルダモン、冷え性改善のシナモン、抗酸化作用のクローブや赤唐辛子などが配合されています。

ゴロゴロと大きなチキンも入っていて食べるみると、様々なスパイスが口の中で絶妙に絡み合い唯一無二の美味しさ。正直スパイスがきつすぎたらどうしようと思っていたのですが、そんな心配は全く必要なかったです。

周りにある副菜もカレーと絡めるとまたさっぱりとした味わいになったり、異なる食感が楽しめるのもよかったです。食べ終わったころには、また食べたいという気持ちにさせてくれ一度食べたらハマるという声にも納得！

スパイス初心者から始めたとおっしゃるご夫婦ですが、とても詳しい知識とスパイスの研究に熱心な姿さらには軽快なトークに取材中もずっと笑顔にさせてもらいました。今後は、スープカレーやすでに販売されているスパイスコーヒーにもさらに力を入れていくそうなので、ますます目が離せません。