友だちとランチに、三世代の家族で食事に…いろんな場面で楽しめそうなお店を見つけたのでご紹介します。

「くずし割烹 五条」（明石市）は明石駅から歩いて3分ほど。店名の通り、カジュアルに日本料理を楽しめるお店で、この春オープンしました。

店内は、広々としてテーブル席が並びます。ボックス席になっているテーブルもあるので、ゆったりと過ごせるんです。今回は、人気のランチメニューの中から、前菜とお造り、釜飯とデザートがついた「紲（きずな）」コースをチョイス。

前菜　「紲（きずな）」1,880円（税込）

まずいただくのが、同店のランチが人気な理由の一つ、「前菜」です。ふたを開けると、びっしりと一口サイズの前菜が詰まっていて心躍ります♪しかも、どれも手が込んだものばかり。店主さんに「作るのが大変なのに、なぜ15種も？」と伺うと「面白いかなと思って」と。店主さんの気さくな人柄も魅力なお店です。

「うざく」

どれから食べるかすごくすごく悩みましたが、まずは「うざく」から。ツヤツヤな鰻は脂がのっていて臭みが全くありません。さっぱりとしたきゅうりとよく合います！伺った日は「土用の丑の日」。季節感を感じられるのがうれしい、夏に嬉しい一口です。

「生ハムのきぬた巻き」

続いては「生ハムの砧巻き」。通常は薄く切った大根などで作る「砧巻き」を生ハムで巻いているという、イタリアンの経験もある店主さんならではの一品です。白身魚と、みょうがが巻かれていて、生ハムの塩味ととてもマッチしています。

自家製の「鮭の幽庵焼き」や、中華風の味付けの「蒸し鶏」も。いろんな味を一口ずつ味わえて、お得感たっぷりです。

「お造り盛り合わせ」

お造りは店主さんが明石の市場へ直接出向いて選んできたものなんだそう。この日は明石産の「明石だこ」「シマアジ」などが並びます。明石だこは旨味が強く、シマアジはしっかりと脂がのっています。新鮮な明石の魚が味わえるのが嬉しいです。

「明石焼穴子の釜飯」

同店のランチにはまだまだ魅力があります。それが「釜飯」です。今回は「明石の焼穴子」を作っていただきました。「明石鯛」や「明石だこ」「淡路産しらす」などから選ぶことができます。毎回違うものを楽しんだり、一緒に行った方とシェアするのもいいかも！

肉厚で香ばしい穴子がたっぷりとはいっています。穴子は、毎朝丁寧に焼いたものを使っているんだそう。ご飯はお出汁の味がしっかりとしていて、旨味たっぷりの穴子の味を引き立てます。結構量があるのに、どんどん箸が進みます。

さっぱりとしたカツオ出汁で、ひつまぶし風にいただくのもガラッと雰囲気が変わって至福です♪お出汁に穴子の旨味が溶け込んで、お腹いっぱいでもスルスル食べられてしまうんです。おなかも大満足、最後まで幸せ一杯なランチタイムでした。

その日に美味しい食材を使用しているため、前菜やお造りなどの内容はその日によって変わるそうです。ランチは、予約で満席になることも多いので、予約をしておでかけになるのがオススメです。