丹波篠山市にある『Sun Rice Kitchen』で、全国的にも珍しいビーガン×オーガニック×ロースイーツの3本柱が揃ったデトックスメニューを食べてきました。

同店がある向井は見渡す限りのどかな田園風景が広がるエリア。車を停め、外に出ると空気は美味しく、用水路を流れる水のせせらぎは美しく、心が浮き立ちます。

Sun Rice Farmの稲穂

食事には、この豊かな環境で育ったお店ブランド Sun Rice Farm産の有機栽培のお米・野菜が使用されています。

中に入るとスローミュージックが心のリズムまで穏やかにしてくれます。同店は、小さなお子様連れの方でも大歓迎！ファミリー層がくつろげるスペースもあります。

店頭販売あり

この日店頭に並んでいた色とりどりのロースイーツです。

ロースイーツとは、48度以下で作り、それ以上の加熱で壊れる食物酸素を活かしたスイーツのこと。同店では、卵・バター・乳製品等の動物性食材や小麦・白砂糖・添加物も不使用、オーガニック品質の原材料で作られています。

鮮やかな色はフルーツやお花などの天然色素。食べてキレイになれる、罪悪感のない美容スイーツです。

お庭を眺めながらメニューを待っていると、三羽の鳥のくつろぐ姿が目に入りほっこり。

「旬菜TAMATEBAKOプレート」1,848円（税込）。日替わりポタージュ＆重ね煮の自家製玄米味噌汁付。メインをお肉に変更＋330円　ドリンクセット＋396円〜

まずは人気の「旬菜TAMATEBAKOプレート」。身体に優しいメニューって地味な色であることが多いのですが、フランス料理出身で美術館巡りが趣味の奥さんによるこのカラフルなメニューは、目で見ても楽しめます。

日替わりポタージュ

塩糀入り、Sun Rice Farm産のオーガニックのたまねぎと、にんじんのスープは、口の中をふわふわに満たし、優しい味でメインへと誘ってくれます。塩糀を作る際の糀の原料のお米も同Farm産です。

自然米の釜戸焚きごはん、スーパーフードのヘンプシード（麻の種）が入ったサラダ、クミン香るにんじんのオリーブ蒸し、自家製三年熟成の梅香るひじき煮、メニューの一品、一品に丁寧なこだわりが詰まっています。

こちらは豚カツ？いいえ、おからこんにゃくです。自家製玄米みそとばっちり合っていて、味噌カツそのもの！和洋折衷の美味しいメニューで生命力が湧き上がるのを感じました。

「本日のRaw Sweetプレート」2,156円（税込）※ランチご注文の方 500yen引き

お待ちかねの「Raw Sweetプレート」。絵画のようで見ているだけでハッピーに♪

見た目のブルーは、バタフライピーによるもの。

初めて食べるロースイーツは、舌の上に粉雪が舞い、じんわり溶けていくような不思議な食感。ナッツの味が口の中に広がり、甘さの魔法にかけられたようでした。

「レアチーズケーキ風タルト」はラズベリームースの酸味と香ばしいタルトがよく合います。お庭で取れたアップルミントの爽やかさもケーキの甘さと相性が良く、調和のとれた味わいが楽しめました。

ロー調理法で作られた「ローチョコレート」は、”神の食べ物”と言われるほどに営養価の高いカカオ豆の本来の味が楽しめます。

帰る頃には幸せな気持ちでいっぱいに♪五感が満たされ、身体が整い、丁寧に生きよう！と思えました。