JR住吉駅から北に徒歩4分。6月24日にオープンした観葉植物やインテリア雑貨、ちょっとしたカフェメニューがそろう『Lou’s forest（ルーズフォレスト）』（神戸市東灘区）に行ってきました。

お店の前には駐車場（有料）があり車での訪問も可能

インテリアが好きな代表の児島靖子さんと、グリーンコーディネーターの仁さんが経営。会社員時代は転勤族だった2人ですが、神戸に縁があって暮らすうちに、海や山、美しい街並みに惹かれ“生涯住む場所は神戸がいい！”と決意。

同時にコロナ禍でおうち時間が増えるなか、癒しとなっていたのが観葉植物だったそうで“⼈々の⽇常に癒しと潤いを与えることができたら”との思いでこの場所が生まれました。

『Lou’s forest（ルーズフォレスト）』店内

育て方が分からない初心者から、珍しいものがそろうため愛好家にもおすすめ。沖縄にある日本最大級の観葉植物生産法人で修行した仁さんから、それぞれの植物に合わせた管理や手入れ方法などを教わることができます。

レアプランツ

窓側にはレアプランツと呼ばれる、多肉植物や塊根（かいこん）植物、アガベなどがずらり。手のひらサイズのものもあるため、すぐに自宅に迎え入れることができそうですね。

希少な多肉植物「ドルステニア・ラブラニー」19,970円（税込）

値段は4,000円代から3万円程度までさまざまですが、仁さんと付き合いのある生産者から卸すことで比較的リーズナブルに販売。また、観葉植物にとっては天国でもある暖かい沖縄で育ったものばかりなので、根がしっかり、幹が太く、丈夫な状態のものがそろいます。

「ステファニア スベローサ」29,040円（税込）

こちらは東南アジア原産の塊根植物「ステファニア スベローサ」。力強い塊根と、その上に咲く美しい葉っぱのギャップがユニーク♪

そのほか、人気の高いゴムの木類である「アルテシマ」「ウンベラータ」「エバーフレッシュ」などもあり、高さが190cmくらいまでであれば、自家用車で持ち帰ることも可能です。今後、近隣地域（神戸市中央区～芦屋市）の配達サービスも検討中だとか。

観葉植物を飾ったり、吊るしたり、自宅を連想しながらシミュレーション

奥には部屋の一角のようなスペースが！気になる観葉植物を棚の上に飾ってみたり、テーブルに置いてソファから眺めてみたり…、生活の一部にどう溶け込むか想像をめぐらすことができます。

「コーヒー」（ホット／アイス）350円、「マドレーヌ」300円、「ミルクジャムサブレ」160円（各税込）

ゆったりコーヒーを飲んで過ごすのもOK。『patisserie AKITO（パティスリーアキト）』の焼き菓子もそろい、コーヒーは酸味と苦味のバランスの取れたイタリア産の豆を使用しています。

『patisserie AKITO（パティスリーアキト）』のミルクジャムも380円～（30g）販売

紅茶やソフトドリンクもあり、今後は自家製クッキーやパウンドケーキなども登場するかも。

児島さん夫婦

購入目的だけでなく、児島さん夫婦とお喋りしたり、お客さん自身のセカンドリビングのような感覚で利用してほしいとのこと。“最近家の観葉植物の元気がないけれどどうしよう”といった、購入後の困りごとにも喜んで応えてくれます。

店内はワンちゃんの入店もOK。お店のロゴには児島さんたちの愛猫ルーリー（Louree）も登場♪

ゆくゆくは、仁さんによるワークショップや、作家とコラボしたイベントを開催したりなど、“常に変化をし続けるお店”でありたいと語ってくれました。慌ただしい日常のなかでほっと一息つけるやさしい空間です。