少女画の大家、高橋真琴氏の卒寿記念個展「メルヘンの小部屋」が、6月5日から夙川の『GALLERY小さい芽』（西宮市）で開催されています。入場無料、6月16日まで。

左：「ほうせきひめ」（扉絵） 27×17㎝  1971年作 （たのしい幼稚園 ’72・2月号）、右：「ベルとまもの」（扉絵） 27×18㎝ 1972年作 （小学一年生 ’73・1月号）

昭和の時代を彩り、現在に至るまで「少女画」を描き続けている、少女文化を築いてきた画家・高橋真琴氏は今年で卒寿を迎えますが、それを記念した個展で夙川での開催は5年ぶり。

左：「旅情ロマンシリーズ①京都」（扉絵） 17.5×17.5㎝　1969年作、右：「旅情ロマンシリーズ①京都」（6-7p） 18×8、18×5.5㎝　1969年作

同展では、60年代に学年誌の原稿として描かれた物語絵をはじめとする原画や版画約50点に加え、オリジナルグッズや展覧会記念グッズの販売も予定されています。

「昭和ノート・パリジェンヌ A5」20.5×14㎝　1970年代作　

開催にあたり高橋真琴氏は「5年ぶりの夙川展の開催、とても嬉しいです。皆さまに楽しんでいただければ幸いです」と話しています。