県内屈指の隊員数を誇り、任期満了時の定住率も高水準
豊岡市の「地域おこし協力隊」が累計100人に到達
豊岡市が2014年から導入している「地域おこし協力隊」の委嘱者が累計100人に到達したことを発表しました。
2024年5月1日に新たに隊員3名が委嘱され、現在は29名の現役隊員がアート・教育・伝統技術・農業・地域密着・情報発信・起業の分野で、地域の方たちと連携しながら地域活性化に取り組んでいるそうです。
[ 広告 ] 記事の続きは下にスクロール
『地域おこし協力隊』は、都市部の人材を地域社会の新たな担い手として受け入れ、地域力の充実・強化を図ることを目的に総務省が2009年に創設した制度のこと。
隊員は活動地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PRなどの地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行います。隊員の委嘱は各自治体により行われ、任期はおおむね1年から3年と定められています。
同制度は、任期を満了した隊員がその後も活動地域に定住することも目指していますが、豊岡市ではこれまでに任期を終えて卒業した隊員71人のうち47人(66.2%)が市内に定住しており、全国平均(52.0%)よりも高い定住率を誇っています。
<記者のひとこと>
総務省の資料を見ると、令和5年度における兵庫県内の自治体での地域おこし協力隊の受入隊員数は162人で、そのうち豊岡市は52人と圧倒的に多くてびっくり!全国的にも上位の受入数を誇っている理由を、いつか取材で明らかにしたいと思います。
詳細情報