東門街の東側、飲み屋が連なるエリアに4月10日オープン！『肉×魚 ななまる』（神戸市中央区）で、人気メニュートップ3を楽しんできました。

『肉×魚 ななまる』外観。地下鉄三宮駅から北に徒歩3分

同店は、甲子園の近くで10年ほど営む『和 style 居酒屋 絆』（西宮市）の姉妹店。オーナーの七浦さんが神戸に訪れた際、昼から賑わう街や、活気あふれる人の雰囲気に惹かれて、この場所に進出することに決めたのだとか。

人気メニュー3品

姉妹店は予約で満席なことも多く、メニューのラインアップはほぼ同じ。実力のある逸品が集結し、「お造り盛り合わせ」「和牛盛り合わせ」「季節の土鍋ご飯」が特に人気のようです。

「お造り盛り合わせ」2,178円（税込）

約2～3人前のボリュームがある「お造り盛り合わせ」は、なんといっても鮮度が命。信頼のある鮮魚店から“1番いいランクのもの”を毎朝卸しているそうで、この日は本まぐろ・桜鯛・キングサーモン・シマアジ・カンパチの5種類がお目見え。

特に本まぐろの上質な脂や、キングサーモンのとろっとした舌ざわりは感動ものでした。

「和牛盛り合わせ」2,178円（税込）

鹿児島産黒毛和牛（A4・A5ランク）を使った「和牛盛り合わせ」は、このボリュームだと他店では倍以上の価格で提供されていることも。肉寿司・炙りすきやき・ユッケ・炙り刺しの4種類登場し、ひとりで完食する人もいるのだとか。

肉寿司

美しいサシが入った肉寿司は、そのままでも良し、甘い九州醤油に付けて食べるのもおすすめ。コマシャリのため、肉の旨みを存分に味わうことができ、やわらかく口のなかでふわっと余韻を残して消えていきます。脂っこくないため、ひとつふたつとパクパクいけるおいしさです。

ユッケ

とろとろのユッケは卵黄を絡めて。そのほかポン酢や宮古島の雪塩、ガーリックチップ、わさびなど、変化をつけながら楽しんで、お酒もぐいぐい進みそうです。

「季節の土鍋ご飯」2,178円（税込）

この時期の「季節の土鍋ご飯」は、鮭と大葉、きのこ、いくら入り。毎朝自家製の一番だしと万能だしの2種類を取り、鰹や小魚をたっぷり使って魚の旨みを引き出しています。

ふっくらと炊きあがったご飯を軽くまぜると芳醇な香りが広がります。お米の甘みに脂のり抜群の鮭、いくらのプチプチ食感など、それぞれの具材のバランスも抜群で心まで満たされました。

土鍋を注文するとあわせて出汁茶漬けが提供されるため、最後まで飽きることなく楽しめます。同じく自慢のだしを使った「鯛かまとあさりの酒蒸し」や「揚げだし豆腐わさびあんかけ」、ひとりで5～10本食べる人もいる「手羽先の唐揚げ」もおすすめです。

『肉×魚 ななまる』内観

店内はL字のカウンターを8席、テーブルを12席構え、シックな黒にあたたかみのある木目がアクセントになった落ち着く空間。

“メインから脇役まで、なにを食べてもはずれがないように”というのが七浦さんのモットーでもあるため、訪れたからには身を任せて気になるメニューをオーダーしてみてくださいね。