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世界的冒険家・植村直己の“冒険精神”を親子で学ぼう!

日高町にある冒険体験ミュージアム『豊岡市立植村直己冒険館』豊岡市

豊岡市日高町にある『植村直己冒険館』は、同市が生んだ世界的冒険家、故・植村直己(うえむら なおみ)氏の偉業を学び、自然に囲まれた自由なフィールドで様々な冒険体験を楽しむことができる施設です。

冒険館外観 冒険館外観

植村さんの『知恵と技術』に加え、彼の『ひととこころ』を後世に伝えるための拠点として、1994年に同氏の故郷である豊岡市に開館。2021年には冒険体験施設「どんぐりbase」を新設し、子どもたちが「植村スピリット」を学び、一人ひとりの「やってみたい」を応援する場所として運営されています。

冒険家 植村直己さん 冒険家 植村直己さん

故・植村直己氏は1941年に7人兄弟の末っ子として豊岡市で誕生。松浦輝夫氏とともに世界最高峰『エベレスト(8,848m)』に日本人として初登頂(日本山岳会エベレスト登山隊)を果たし、世界初の五大陸最高峰登頂、北極点単独犬ゾリ到達(世界初)、厳冬期マッキンリー単独登頂(世界初)など、様々な偉業を達成しました。

幼少時代は目立たない子どもだったと言われていますが、ヘビやカエルを教室に持ち込んでほかの生徒を驚かせたり、中学では「自分の思ったことをやってしまう自由奔放なところがある」と生活指導に書かれるほどだったそうです。高校では、学校の池の鯉を教室のストーブで焼いて食べると言った「イタズラ」のエピソードが残っており、これらが冒険家としてのルーツだったのかもしれません。

オープン展示で鑑賞できる装備品の数々は迫力があり、なかでも約4mある北極点到達時の犬ゾリは圧巻 オープン展示で鑑賞できる装備品の数々は迫力があり、なかでも約4mある北極点到達時の犬ゾリは圧巻

「ミュージアムエリア」では植村さんの貴重な実物装備品や、テーマごとに分かれたビジュアル資料を物語的な構成で展示。

来館時、最初に鑑賞できる記録映像「素顔の植村直己」は、冒険の業績だけではなく植村さんの人となりを感じることができる映像になっているそうで、鑑賞後に展示室に向かうと、より植村さんのことが理解できると好評なのだとか。

2024年春にリニューアルされた展示品 2024年春にリニューアルされた展示品

年二回の企画展のほか、常設展示の更新も行われており、この春からは植村さんが周囲の人々に宛てた感謝の手紙など、その “人となり” をより深く伝える資料の展示が新たに始まりました。

館内にはそのほかにも、これまで様々なチャレンジをしてきた冒険者たちを紹介する「チャレンジエールエリア」も用意。

日高町にある冒険体験ミュージアム『豊岡市立植村直己冒険館』豊岡市 [画像]

2021年に設置された「どんぐりbase」は、訪れた子どもたちが “よじ登る” “駆けまわる” “転げまわる” といった『小さな冒険』への挑戦を通じて「植村スピリット」を学ぶ体験施設。

植村さんが登頂した五大陸最高峰の山々を模した大型のネット遊具や、本格的なクライミングウォール、ツリーイング体験、屋外アスレチックなど、子どもの「やってみたい!」をくすぐる様々なアクティビティが用意されています。

日高町にある冒険体験ミュージアム『豊岡市立植村直己冒険館』豊岡市 [画像]

また、「どんぐりbase」の内外にテントを張って宿泊できるキャンププログラム「ぼうけんステイ」も開催中。敷地内でBBQやテント泊が楽しめるだけでなく、ネット遊具の夜間利用、ナイトミュージアム体験などの宿泊者限定プログラムに参加することもできます。

<記者のひとこと>
子どもの頃、誰もが一度は憧れた「冒険家」という職業。その第一人者ともいえる故・植村直己さんの偉業を学び、冒険精神に再び火を灯したい大人はぜひ足を運んで観てください!子どもたちの冒険心をくすぐるアクティビティも多彩で、連休のおでかけ先にもぴったりですよ♪

詳細情報

場所
植村直己冒険館
(豊岡市日高町伊府785)
GoogleMapsで探す
開館時間
9:00~17:00(最終入館 16:30)
入館料
●ミュージアムエリア
大人(高校生以上)550円
子ども(3才以上~中学生)330円
●どんぐりbase
大人(高校生以上)330円
子ども(3才以上~中学生)550円
●ミュージアムエリア+どんぐりbase共通
大人(高校生以上)770円
子ども(3才以上~中学生)770円
※2歳以下は無料
※CAFE iNUUK(カフェスペース)入館無料
※ココロンカード、障害者手帳をお持ちの方はご提示ください
ワクワク体験プログラム
●やっほーツリーイング*
45分コース 2,000円
●えれべすとウォール*
500円
●トランポリン
500円
*付きの体験は5歳以上が対象
●各種ワークショップ 500円~
ぼうけんステイ
大人(高校生以上)6,600円~9,900円
子ども(中学生以下)4,400円~7,700円
※日程により料金が異なります
※特殊テントの利用は別途料金が発生します
※テントの持ち込みは不可
休館日
水曜日(祝日の場合は開館し、翌日休)
12月29日~1月3日
備考
※どんぐりbase受付で入館チケットをご提示ください
※混雑時は入場制限あり(混雑時のご利用時間は1時間)
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Kiss PRESS編集部:甘佐

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