「ひつまぶし」と言えば鰻を連想しますが"和牛を使ったひつまぶしを提供しているお店があるらしい"そんな噂を聞いて興味津々の筆者。すぐに調査開始して発見！早速取材に行ってきました。

噂のお店は去年の9月23日オープンしたばかりの『肉&創作料理 eio（エイオ）』。阪急「伊丹駅」から徒歩1分の商業ビルのB1階。通りからも見える場所にあります。

店内はコンクリート打ちっぱなしの壁に間接照明のシックで落ち着いた空間。

テーブル席のほかにカウンター席もあります。

お肉をメインとした同店には肉を専門にした焼き師"肉マスター"がいるのが特徴。ご自身で肉の卸し業もされているという"肉マスター"の松山さんにお話を聞きました。

お店で使用するお肉は"常に最高に美味しいお肉を食べてもらいたい"との思いから、産地にはこだわらず松山さんが直接仕入れた厳選された和牛を使用。焼肉屋にはあまりない赤身のお肉を中心に色々な部位をベストな状態に調理し提供してくれるのだそう。この日のお肉は長野県の「信州プレミアム和牛」。

お肉の話を色々と聞かせてもらい、ますます胸を膨らました筆者。今回のお目当ての「和牛ひつまぶし」のランチセットを注文しました。

まず本日の前菜が到着。最初の一口は右端の"ウチヅラのタレ煮"から。いきなりその美味しさにやられました！"白いだし巻き"、寒縮みほうれん草の胡麻和え"、"オレンジ白菜の甘酢漬け"とどれも美味しくてクオリティの高さに驚かされます。

ランチセット「和牛ひつまぶし」1,500円（税込）※ドリンク付

次に出てきた"ホオズリ唐揚げサラダ"、"牛すじ味噌汁"もセットのサブメニューとは思えないぐらい。味噌汁なんて、これだけでご飯1杯食べられそうなぐらいの美味しさでした。

そしていよいよメインの「和牛ひつまぶし」。"マルシンのローストビーフ"と"ほほ肉（ツラミ）のお刺身"の2種類のお肉が乗せられたルックスが美しすぎます！

まずは生卵を潰しお肉とご飯に絡めて一口。柔らかい！そして美味しい！ローストビーフもお刺身もお肉の旨みがずっと口の中に残るような感じです。

今度は別のお皿に少し移して出汁をかけてみます。これも美味しい！！出汁の旨さと肉の旨みが絶妙の相性です。どちらの食べ方も"もう一口食べたい"となるので筆者は両方を交互に食べるというスタイルで楽しみました。

和牛ステーキや和牛カツなどのランチメニューもありますが、まずはこの「和牛ひつまぶし」を食べてみてほしいです。実は同店にはシェフが毎日買い付けてくる鮮魚のメニューもあり、夜には様々な一品料理も提供されます。

お店の空間と料理の味で"大人のお肉の楽しみ方"を提供してくれる同店。カウンター席もあるので一人で自分へのご褒美に行くのも良さそうです。次は夜に行ってみたいと思います！