ワンシーズンで味の変化を楽しむ一年牡蠣の魅力♪
赤穂御崎にある 『牡蠣小屋りょうちゃん』で “海のミルク” を満喫してきました 赤穂市
寒い季節に食べたくなるものといえば、美味しい牡蠣。そこで、赤穂御崎の海沿いにある漁師さんが運営する『牡蠣小屋りょうちゃん』(赤穂市)に行ってきました。
こちらのお店でいただけるのは西播磨地区の牡蠣。通称「一年牡蠣」とも呼ばれ、その中でも栄養豊富な坂越湾で育った牡蠣はミネラル豊富で臭みもなく、甘くてクリーミーな味わいが特徴です。
牡蠣小屋のテントは大きく2つに仕切られていており、広々として開放感があります。
筆者が訪れた時間は平日のピーク時を過ぎた閉店間際でしたが、家族やカップル、友達連れのお客さんたちが牡蠣を囲みながら楽しそうに憩いの時間を過ごしていました。
こちらは、訪れた人全員がオーダーするという「焼き牡蠣」。目の前に用意された炭火で焼いていただきます。
ミネラルをたっぷり含んだ牡蠣の旨みがダイレクトに感じられる一品です。
人気の「牡蠣フライ」もいただきました。サックサクの衣の中身は熱々ジューシー。牡蠣の旨みを閉じ込めた味わいに人気メニューというのも納得です。
「牡蠣天ぷら」も牡蠣の持つ風味がダイレクトに感じられて、これまた美味でした。
お店の方のイチオシがこちらの「牡蠣のアヒージョ」。オリーブオイルに出汁を入れたオリジナルスープの中に牡蠣がたっぷりと入っています。
バケットはスープに浸すだけでなく、牡蠣や野菜を乗せてカナッペのようにして食べるのもオススメ。旨みと食感の相乗効果を楽しむことができますよ。
ここまで牡蠣を堪能して満足しきっていた筆者。目の前に出された釜に驚き!
見てください、このインパクト!蓋を開けると思わず感嘆の声が!大量の牡蠣で下の具材が見えません。釜でじっくり炊き上げた牡蠣はプリプリとして、堪能した胃袋に追い打ちの満足感(笑)。食事の締めには最高ですね♪
同店の料理に使うレモンは、まろやかな酸味が特徴の「西大寺レモン」を使用。このレモンと牡蠣をコラボさせた新メニューも考案中だそう。
同店を運営する成林氏(りょうちゃん)は「一年牡蠣のシーズンは11月から4月上旬まで。シーズン初旬の牡蠣は小さめで塩味が強く味も濃い、中旬になると身がしっかりしてきて、シーズン終盤になるとどっしりした大きさにクリーミーな味へと変化します。シーズン中の時期で変化する牡蠣の味比べを楽しんでみては」と語ります。
ちなみに坂越牡蠣のピークは例年2月から3月。ぜひ同店を訪れて好きなだけ ”海のミルク” を満喫してください。
詳細情報
- 場所
- 牡蠣小屋りょうちゃん
(赤穂市御崎1782-12)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 10:00~15:00
- 定休日
- 火曜日
- TEL
- 0791-55-9054
※食事の予約不可 - 駐車場
- あり(約40台+)
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