神戸どうぶつ王国で、6月30日にケープハイラックスの赤ちゃんが2頭生まれました。王国では4回目、4年ぶりの繁殖になるそうで、愛くるしい2頭は親のそばを片時も離れず、時には親の体の上に2頭並んで乗ることもり、思わず笑みがこぼれる光景だそう。

妊娠期間（約7～8か月）が長く成育した状態で生まれてくるため、目も開いて毛も生えそろっている姿は、一見ウサギやモルモットの仲間のよう。ですが実はハイラックスには、足には蹄に似た扁爪があり、原始的な有蹄類との関係が認められる動物のため、見た目とは程遠いのですがなんとゾウに近い種類なのだとか。

母親の後ろをついて回ったり、赤ちゃん2頭で追いかけっこしていたりと、とても元気で、早くもケープハイラックスらしい岩場を駆け登る姿も見られ、2頭はたくましく育っているそうです。

親子の微笑ましい姿や赤ちゃんたちの愛くるしい様子と共に、不思議な生態を持つケープハイラックスをじっくり観察できるこの機会をお見逃しなく。

※赤ちゃんは親に守られ育っています。場合によっては隠れてご覧いただけないこともあります。ご了承ください。