爽やかに清らかに…エレガントな抒情世界

姫路市書写の里・美術工芸館　春季特別展「生誕100年・最後の抒情画家　藤井千秋展」

姫路市書写の里・美術工芸館（姫路市）で4月15日から7月9日まで、春季特別展「生誕100年・最後の抒情画家　藤井千秋展」が開催されます。

戦後の少女雑誌、学年誌や絵本の口絵や原画を数多く描き、当時の少女たちを魅了した挿絵画家・藤井千秋。彼が描く、優しく澄んだ瞳に凛としたたたずまいの少女画は、抒情画（じょじょうが）とも呼ばれ、見る者を引きつけました。

＜記者のひとこと＞
華麗で繊細な筆遣いで描かれた「お人形の日に」、繊細な線と黒一色で描かれるシルエット画「雪の朝」、明るく快活で現代的な少女像へと作風が変化した「おでかけ」など、魅力的な作品がたくさん展示されます。

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